📙16/365冊目📙
〜グッド・コマーシャル〜
西野亮廣
僕は、つい先日まで、この本が西野さんの作品であることを知りませんでした。
オンラインサロンの記事で、西野さんが触れられていたので、気になって即購入。
○登場人物
芥川⇨有名作家の元ゴーストライター。多額の借金を抱えた不安から、身代金を目的とした人質立て篭り事件を起こす。
クロサワ⇨T V会社のAD。自分の生い立ち、姿に強いコンプレックスを抱いている。芥川が巻き起こす、立て篭り事件の人質。
クボボ⇨容姿コンプレックスを持つ、インテリ変態刑事。交渉を得意とし、立て篭り中の芥川を説得する役目として、事件現場に立ち入ってくる。恋に爆走中。
○あらすじ
作家になる夢を持ちながら、チャンスに恵まれず、有名作家のゴーストライターとしてデビュー作が爆発的なヒットをした芥川。
しかし、有名作家、提携先の会社に騙され、多額の借金を抱えてしまう。
借金生活から脱するため、身代金を目的とした立て篭り事件を計画、実行する。
ターゲットは、“人物”ではなく“場所”によって選んだため、事件発生まで一切の関係性を持たない女性。
計画を実行し、一人暮らしの女性宅へ上がり込む。
しかし、人質として、銃を突きつけられたクロサワは、芥川を神と崇める。
コンプレックスばかりで、死ぬ方法を模索していた彼女にとって、一瞬で死の世界へ連れて行ってくれる銃を持った芥川は救いの神だった。
そんなヘンテコな状況に輪をかけるべく、“恋煩い中のインテリ変態刑事”クボボが現場へやってくる。
彼らには、思いもよらない共通点があり、事件は想像もしない方向に進んでいく。
〜感想〜
改めて、西野さんのストーリーテラーとしての実力を思い知った💡
映画やお芝居にもなっているみたいなので、観てみたいな🎶
これを作れる西野さんが、勝負を仕掛ける“普遍的”な王道ストーリー「えんとつ町のプペル」がたくさんの人に刺さるのは、本当に細かな設計がなされていて、コンテンツとしての実力があるからだろうとしみじみと思いました😊
「グッド・コマーシャル」 超おすすめです✌️