📕25_365冊目📕

〜人生の勝算〜
前田　裕二（SHOWROOM株式会社　代表取締役社長）

８歳で両親を亡くし、生きるために路上ライブで身につけた、人生とビジネスの本質！

「Googleを超える！」
「頑張った人が報われる世界を創る」

前田さんの掲げるビジョンは明快で、壮大で、ロマンに溢れています。

本書は冒頭から、強烈です。
前田さん自身のスペックも要因ではあるのでしょうが、何よりも“生きるため”には、お金を稼ぐしかなかった状況が、彼を嫌が応にも成長させ、学ぶこと、考えることを止め無い人間にさせたんだと感じます。

僕は、スナック西野（You Tube　西野亮廣エンタメ研究所のメンバーシップ特典）が大好きで、そこで西野さんと心から楽しそうにお話をされている姿を見たのが、前田さんを知ったきっかけです。

その後、有名な「メモの魔力」も読み、気づけば僕も学ぶことをやめたら死ぬとリアルに体感する様な状態になってきています。
＃西野さんと前田さんに脳を書き換えられた 笑

前田さんの人生体験から得た学び、そして<SHOWROOM>というサービスが出来上がる、までのプロセスが詰まった、濃厚な一冊です📙

さらに、昨年は新たな映像メディアとして、＜smash.＞もリリースされた前田さん

5Gへの移行により、動画の視聴体験は更なるイノベーションを迎えることになるので、ぜひ前田さんの努力が世界を変える日を楽しみにしてます🌈

【メモ】
○コミュニティづくりに必要な５つ
１）余白 ⇨ お客さんが応援、参加できる設計であること
２）常連客 ⇨ どんな時でもお店を応援してくれるファン
３）仮想敵 ⇨ お客さん同士が一緒に戦う相手
４）共通言語 ⇨ コミュニティ内のお客さん同士のみ通じ合う言葉や価値観
５）目的 ⇨ コミュニティ内のお客さんが一緒に目指すゴール

○人気者の４象限
１）発信頻度が低く、ファンが多い（トップタレント）
２）発信頻度が低く、ファンが少ない（大手事務所に所属する無名タレント）
３）発信頻度が高く、ファンが多い（SHOWROOMで活躍する存在）
４）発信頻度が高く、ファンが少ない（ストリートミュージシャンなど）

○現代のエンタメにおいて大切なのは「インタラクション」である
・表現者が観客の所まで降りてきて、相関関係を築ける仕組みが、求められている
そして、ファン同士を交流させ、コミュニティを熟成させていけば良い

○「人に好かれる天才」は「人を好きになる天才」
・外資系投資銀行の直属上司（宇多川さん）との出会い
・圧倒的に周囲から好かれる上司は、相手を好きになる天才だった。
そして、そのスキルは、個人で到達できる限界を知ったからこそ、身に付けた、後天的スキル。
「個人では、どんなに頑張っても”１“以上の結果は出ない。”10“や”100“を出すために、後輩を育て、チームを作る。
・人を好きになることは“コントローラブル”なこと。
⇨ 人から好かれることは“アンコントローラブル”なこと。
自分の力で操作できるもののみに焦点を当てて考える。
・当たり前のことを圧倒的にやり続ける。
⇨ “量”で”質”を凌駕するしか、自分が勝つ方法はなかった。
・「サドル事件」で、年間30時間を窃盗犯からプレゼントしてもらった　笑
・メンターである藤井さんの言葉
「プライドはコミュニケーションの邪魔になる。まずはお客さんとの接点を増やせ。
　お客さんを想像しろ。仕事は“ゲーム”だ。ルールを理解して戦え！」
・ニーズを見極めろ。
⇨ お客さんの状況と持っている時間の尺を想像し、その場に応じたコンテンツを提供できるぐらいカードを準備しておけ。
・“瞬発的仮設思考力”を高めて、相手に合わせて柔軟に会話をコントロールしろ。
　ディベート力は社会を生きていくために、必ず必要なスキルだ。
・とにかく、“相手の立場に立つこと”
　相手の欲しいものを想像し、相手に必要とされる存在になり得たときに、ビジネスの現場で戦える
・”Yuji”はクレイジーだ！仕事のなためなら、何だってやる。
⇨ 周りを圧倒し、畏怖を抱かせてこそ、自分という存在の希少価値は上がる
・モチベーションが定まらない人の特徴は、「見極め」が甘いこと。
　この場所を掘り進めば、必ず宝が埋まっていると信じられれば、あとは血みどろのなってでも掘り進めば良い
・自分だけの心のコンパスを持て。
　自分の幸せを定義し、価値観を言語化しろ。
・選ぶということは、同時に何かを捨てるということ。
　人生とは、選択と集中である。
・南場さんの存在「気軽に定期的に連絡をくれる」
⇨ 前田祐二の存在に気づき、甘噛みを繰り返していた。
・「僕はビジネスや勉強が大好き。投じたエネルギーの分、確実に見返りが得られるから。
　エンタメ業界は、生まれながらのスペックやコネクションに塗れ、努力量だけでは成功を
　手にできないシステムになっていた。」
・アイドル市場には、圧倒的な熱量が存在する。
　熱量（エネルギーやマネー）が集まっている場所に、自社のコンテンツやサービスを投じることで、ロケットスタートが切れる。
（例）amazonも初めは本屋さんからスタートしている
・どぶ板営業からしか、物語は始まらない
・秋元 康に対する“三顧の礼”
⇨ 同じ舞台に立っている無名アイドルたちに夢を見せて、モチベーションを上げる存在が火種になると確信していたから。
・日本人は作られたルールの中で戦うことに慣れている。
　欧米人は、ルール（プラットフォーム）を作る側にまわる。
・エンターテイメントは、この世界をより平和で、よりハッピーにするために生み出された人類最大の発明である。