お星さま
夏はお星さまの季節ですね。夏の大三角・さそり座のアンタレス・天の川もきれいです。今住んでいるところからは見えませんけどね。満天の星空を心ゆくまで見たいものです。
小学校5年生の夏休みに一宮市の天文教室に通いました。夜になって天体観測にも参加。忘れられないのは、はくちょう座のβ星のアルビレオ(実はゴールドとブルーの二重星)の美しさ。それからは、親に望遠鏡をねだって買ってもらったり、とりつかれたようにスターウォッチングに突き進んでいきました。
ただ、星という美しいものに惹かれていただけなのかもしれません。「星空の美しさに息をのむ」あの感覚がたまらなかったのかもしれません。実際、天体観測は夜間に1人で行うので、途中で怖くなることもありましたしね。今考えたら、スターウォッチングに向いていたのかどうかわかりません。
小学六年のときにクラスで星を見る会が行われました。担任の先生の粋な計らいがうれしかったですね。得意げに皆にレクチャーしたことが思い出されます。当時好きだった子は興味がなかったようでした…
残念ながら、転機は中学入学と同時に訪れました。原則、運動部に入らなければならなかったのです。当時かなりの肥満児であった私は当然いやでしたが、しかたなくハンドボール部に入部しました。
それはそれはきつかったですよ、練習が。小学校ではぶくぶく太っていた肥満児の私が1年の秋にはすっかり普通体重になったほどです。そのかわり何もできませんでしたね。疲れすぎて部活以外何もできなくなってしまったのです。
あのまま運動部を強制されなければ、スターウォッチングを続けたと思います。苦手な数学を克服し、天文学者になるという夢がかなっていたかもしれません。まあ、人生色んな所に流されるものですね。結局、ハンドボールの魅力に取りつかれ、中学・高校・大学と続けてしまったのですが…
夏は、降るような星を眺めていたい。ずーっと
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