マスクとワクチンと公共の福祉
私はマスクを全然していません。ワクチンも打つ気はありません。こんな事を言うと、よく「公共の福祉に反している」と批判されます。でもね、公共の福祉が大事なのは分かるけど、雑菌だらけのマスクなんてつけたくないし、中長期的な安全性が全く分かっていないワクチンなど打ちたくはないないんです。
「自分の健康に対して害がありそうな事を、なぜ『公共の福祉』という名目のもとに行なわなければならないのか?」
これを私はずーっと考えていました。そんな時に知ったのが、法学者・横大道 聡教授の見解です。
「公共の福祉とは、目的と手段が十分に精査されなければならない」
この言葉を聞いて、ハッとしました。マスクやワクチンという手段は、コロナの感染者や死者を抑えることが目的のはずです。では、これが理にかなっているのかというと、全くそうではありません。
マスクは大きな飛沫を抑える効果はありますが、0.1ミクロンの大きさのコロナウィルスから見れば、網目5ミクロン~100ミクロンのマスクなんぞスッカスカです。
じゃあワクチンはどうかと言うと、効果は極めて短期間だし、二回接種した人の感染(ブレークスルー感染)が増え始め、ワクチン接種先進国のイスラエルでは、ついに4回目の接種に踏み切っています。たいして効果がない上に、少なからず死亡例があるワクチンを、これから一生涯打ち続けるのですか? そりゃいくらなんでも無茶苦茶ですよね。
「コロナの感染者や死者を抑える手段」としてはマスクもワクチンも疑問しかないわけです。
そしてそれよりも以前に、そもそも「コロナの感染者や死者を抑える必要があるのか?」という疑問が私にはありました。
日本において、コロナの死者数は2年近くで1万8千人。しかもこれ、厚労省が目一杯水増しした人数です。死因が何であれ、死後PCR検査で陽性反応が出たら「コロナ死」として報告するよう、厚労省が医療機関にお達しを出しているのです。
でも、まあいいでしょう。1万8千人だとして話を続けます。日本では年間130万人の方が色々な死因で亡くなります。2年で260万人。そのうちの1万8千人なんです、コロナ死は。そんなに多いでしょうか?(※死因1位は癌で、年間100万人以上亡くなっています)
しかもコロナで亡くなった方の8割は80歳以上。「これって寿命じゃん」と思うのは暴論でしょうか? ちなみに、コロナに感染した高齢者の8割は回復しています。
そして、ご存知の方も多いとは思いますが、若年層にはほぼノーリスクなんです。
こんな微弱なウィルスの蔓延を、果たして本当に抑える必要があるのでしょうか? 経済に大ブレーキをかけて、倒産企業・失業者・自殺者を増やして、一方で出生率を低下させ、そこまでして抑える必要のあるウィルスなのでしょうか? このウィルスを抑え込む事が公共の福祉になるのでしょうか?
私はNOだと思います。
先の横大道 聡教授はこんな事も仰っています。
「日本国憲法に出てくる『公共と福祉』は定義が曖昧過ぎると、国連から2度も注意されている」と。
簡単に説明しますね。「公共の福祉」の定義を曖昧にしておくと、政権が強権をふるいやすくなるそうなんです。実際、今そうですよね。とても説得力があるように、私は思います。
以上の事をまとめると、今の日本では、そもそもやる必要がない事(目的)を、それでも曖昧な名目を立てて、マスクだのワクチンだのとなんだか意味のない事をしている(手段)、という訳です。
それでも、これからも「公共の福祉」の名のもとに、さまざまな対策が立てられていくのでしょうね。アホくさいと思うのは私だけでしょうか。
私は人に、「マスクを外そう」とか「ワクチンを打つな」などとは言いません。
でも、思うんです。
自分の体の事だよ。愛する家族の事だよ。政府やメディアの言う事を鵜呑みにしないで、もうちょっと正確な情報を得る努力をして、そして自分の頭で考えて行動しようぜ!……と。
今の日本は、なんだか集団催眠にかかっているように私は思います。「お前の方が催眠にかかってるぞ」と突っ込まれそうですが、私はむしろそうであればいいなとさえ思います。
こんな長文読む人いないだろうけど、いたとしたらありがとうございます。