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安芸の小京都「竹原」

竹原市は、古くから瀬戸内の交通の要衝として発展した。室町時代より港町として知られ、江戸時代後期は製塩業で栄えた。現在は 『安芸の小京都』 と呼ばれ、2000年に国土交通省によって、町並地区が「都市景観100選」に選定されました。

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■松阪邸
町並み保存地区にある代表的な商家で、公開している2軒のうちの1軒。唐破風の屋根や庇、出格子などは堂々とした構えだ。座敷は数寄屋風の造りになっている。

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■松坂邸のハートの格子と屋根

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■竹鶴酒造
江戸時代からの銘柄「竹鶴」の醸造元で、ニッカウヰスキー創始者の竹鶴政孝の生家でもある。

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■ニッカウヰスキー創業者竹鶴政孝・リタ夫妻の像

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■町並み保存地区のメインストリート“本町通り”
竹原の「町並保存地区」は、JR竹原駅近くの“上市・下市”と称されるエリアです。現在でも地元の人々が生活を営むこの地区には、江戸中期から明治期に建てられた町家が建ち並んでいます。

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■旧笠井邸
浜だんな(塩田経営者)の家として、明治5年に建てられたものです。本瓦葺の大屋根、袖壁を設けた造り。2階の梁は見事なものでした。

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■地蔵堂
胡堂と共に塩田業が盛んだった頃、上市・下市と呼ばれていた地区の守り神として祭られていました。慶長7年に下市村の火災により建物は消失しました。現在の建物は昭和2年建てられたものです。

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■西方寺・普明閣
西方寺本堂横の高台に位置する普明閣は、1758年の建築。西方寺の地に妙法寺があった頃の本尊である、木造十一面観音立像(県重要文化財)を祀っています。方三間宝形造、本瓦葺の二重屋根、舞台作りとなっており、京都の清水寺を模して建立されました。

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■西方寺からの望む竹原の街並み

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■郵便局跡
竹原で初めて郵便局として使われたこの建物は、明治4年に建てられ、明治7年に郵便取扱所として使われるようになりました。そして昭和9年本川のほとりに移転するまでの60年間、竹原の郵便局として市民に親しまれてきました。

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■胡堂
本町通りの北側に位置する胡堂は、大林宣彦監督の映画『時をかける少女』でもお馴染みのスポット。建築は、前室付、一間社流造りで、竹原の小祠中、最大の規模を持っており、最も古く、江戸時代中期のもの。

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■照蓮寺
山号は龍頭山の浄土真宗本願寺派の寺。古くは定林寺と称し曹洞宗の禅寺でした。木村城城主竹原小早川氏の帰依も厚くその学問所となっていました。

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■竹原本通のお店

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■竹原格子
たけはら町並み保存地区を歩く際に見逃せないのが、江戸・明治時代に建てられた町屋の窓に施された「竹原格子」と呼ばれる独特な格子です。建物に注目してまち歩きをすると、町屋の一軒ごとに工夫が凝らされたさまざまな格子が目に入ります。

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■街並み案内板

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