世界遺産「クトゥブ・ミナール」
■インドの世界遺産「クトゥブ・ミナール」
インド最初のイスラム王朝である奴隷王朝の建国者クトゥブッディーン・アイバクによって1200年頃に建設が始まったとされるクトゥブ・ミナール。ヒンドゥー教勢力に対する勝利を記念して建てられたと言われます。
尖塔の高さ72.5メートルはミナレットとして世界一の高さを誇りますが、建設当初は100メートルほどの高さがあったと言われ、地震や落雷等で崩壊した後に修復されたのが現在の姿です。
世界一という高さもさることながら、ミナレット周囲に施された装飾も見事です。幾何学模様や唐草模様等イスラム教特有の彫刻たちは、イスラム王朝のヒンドゥー教への勝利を高らかに謳い上げているかのようです。
■ミナレット
地震等で上部が崩壊したこともありますが、比較的建設当時の姿を留めているミナレット。
■デリーの鉄柱
モスクの中庭にある高さ7メートルの鉄柱はこの世界遺産の遺跡群の中でも注目のスポット。クトゥブ・ミナールが建てられる以前の西暦415年、ヒンドゥー教時代に造られたものです。ただの鉄で造られたこの柱が、雨ざらしの状態で1500年以上も錆びることなく建ち続けています。
■アラーイーの塔の基盤
敷地内にはクトゥブ・ミナールよりももっと高い塔を建てようとして途中で挫折した、アラーイーの塔の基盤があります。
■マドラサ(学校)跡。
■クトゥブ・ミナールの風景
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