重要文化財「仁風閣」と鳥取城址
■仁風閣
フレンチ型ルネッサンス様式を基調とした白亜の木造瓦葺の2階建ての建物は、その外観の優雅さや日本庭園の美しさが相まって国の重要文化財として指定されています。
■仁風閣の内部
各室は、「御座所」「謁見所」皇太子が宿舎として使われた当時の名称で呼ばれています。室内の構造・装飾にも意が払われ素晴らしい技術の結集を見ることができます。
なかでも仁風閣の奥に鎮座している「らせん階段」の構造・職人技には息をのみます。階段には支柱が無く、硬いケヤキを彫った厚板(ささらげた)で支えています。高さ4mの曲線美はまさに芸術品です。
■宝隆院庭園
久松山を背景とする山裾の台地に設けられた池庭です。仁風閣の後庭として大変良い環境をつくっています。
■鳥取城址
戦国時代から江戸時代にかけて様々な時期の遺構が残る鳥取城。圧倒的な石垣の量だけでなく、球型に積み上げられた巻石垣など鳥取城でしか見られない石積みも魅力的です。
■飛鳥Ⅱ世界一周クルーズ旅行記