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紅葉の京都「大徳寺 高桐院」

大徳寺の塔頭のひとつ。1601年に細川忠興が建立。書院は千利休の邸宅を移築したもので、茶室松向軒は秀吉が天正15年(1587)に北野で大茶会を催したときの茶室を模したものと伝わる。細川忠興とガラシャ夫人の墓があり、忠興の墓塔は、もとは千利休からゆずられた灯籠で、秀吉に召し上げられるのを恐れて裏の一部を欠かしたという。方丈南庭は、新緑・紅葉ともに美しく、とくに落葉が降り積もる晩秋は風情豊か。

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高桐院への入口
門をくぐってすぐの紅葉の参道です。京都でも紅葉の見頃が遅めの高桐院なので、11月前半ではまだ紅葉の見頃は、まだ色づきは一部だけでした。

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楓の庭
茶人の三斎建立の寺らしい簡素な庭園で、一面の苔庭に楓と灯篭が立っているだけです。江戸初期の庭園ですが、苔庭になったのは昭和に入ってからのようです。

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■袈裟形のおりつくばい
朝鮮の役で加藤清正が朝鮮から持ち帰った石を、蹲踞(つくばい)に加工したものです。細川忠興のお気に入りで、参勤交代のときも常に持ち歩いたとのことですが、こんな大きな石を江戸から熊本まで運ぶのはさぞ大変だったことでしょう。

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■客殿西庭(書院南庭)

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書院意北軒
この書院は意北軒と言われ、聚楽第(じゅらくだい)にあった千利休邸を移築したものといわれます。この部屋で千利休が切腹したのかもしれません。

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