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世界遺産「紅葉の日光東照宮」
日光東照宮は、日本の関東地方北部、栃木県日光市に所在する神社。江戸幕府初代将軍・徳川家康を神格化した東照大権現を主祭神として祀る。日本全国の東照宮の総本社的存在である。また久能山東照宮・上野東照宮と共に三大東照宮の一つに数えられることが多い。
■ 石鳥居
1618年に九州筑前藩主黒田長政公によって奉納されました。石材は、まず九州から船で小山まで運ばれ、その後陸路人力でこの日光まで運ばれました。
■ 五重塔
1650年、若狭の国小浜藩主酒井忠勝公によって奉納されました。文化12年火災にあいましたが、その後1818年に同藩主酒井忠進公によって再建されました。
■三神庫
上神庫・中神庫・下神庫を総称して三神庫と言い、この中には春秋渡御祭「百物揃千人武者行列」で使用される馬具や装束類が収められています。
■神厩舎・三猿
ご神馬をつなぐ厩です。昔から猿が馬を守るとされているところから、長押上には猿の彫刻が8面あり、人間の一生が風刺されています。中でも「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の彫刻が有名です。
■ 廻廊
陽明門の左右に延びる建物で、外壁には我が国最大級の花鳥の彫刻が飾られています。いずれも一枚板の透かし彫りには、極彩色がほどこされています。
■ 唐門
全体が胡粉で白く塗られ、許由と巣父や舜帝朝見の儀など細かい彫刻がほどこされています。
■ 神輿舎
春秋渡御祭に使われる、三基の神輿が納められています。
■ 眠り猫
左甚五郎作と伝えられています。牡丹の花に囲まれ日の光を浴び、うたたねをしているところから「日光」に因んで彫られたとも言われています。
■本殿の天井
本殿・石の間・拝殿からなり、東照宮の最も重要なところです。
■伊達政宗奉納南蛮鉄製灯篭
東照宮の灯篭はすべて、全国の大名が奉納したものです。珍しい伊達政宗が奉納した鉄の灯篭もあります。そのためわざわざポルトガルから大量の鉄を取り寄せ作ったそうです。
■参道の紅葉
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