世界遺産の「仙巌園・尚古集成館」
350年以上の歴史がある島津家の別邸は、1658年に島津光久が景勝地であった磯に造営。その後、島津重豪をはじめとする島津家歴代が整備などを行いました。桜島を築山に錦江湾を池に見立てた雄大な借景庭園で、琉球国王から贈られた望嶽楼など中国文化の影響も。
■尚古集成館
尚古集成館は、反射炉跡や旧鹿児島紡績所技師館(異人館)などとともに、「旧集成館機械工場」として上記の「旧集成館」に含まれる。尚古集成館は、同じく鹿児島市内の定番スポットである「仙巌園」と同じ敷地内にあり、入場料を払えば両方を一緒に観光することができる。
現存する日本最古の洋式機械工場である尚古集成館の建物も見どころで、壁は火山由来の凝灰岩で造られている。国の重要文化財にも指定されており、桜島を目前に堂々と立つ歴史的建築物から、力強い明治の風を感じられるはずだ。
■鶴嶺神社
仙巌園の入り口あたりにある「鶴嶺神社(つるがねじんじゃ)」には、島津家の当主のほか、島津家の分家・玉里島津家(たまざとしまづけ)の歴代当主とその家族らが祭られている。
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