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振付師インタビュー⑪ GIRLS【shiho & hikari】


2つの“感覚”が同じゴールに向かう時、
 これまでにない勢いと絆が生まれる


◆一緒に年をとりたいと思える仲間に出会えた場所

ーーダンスを始めたきっかけは?

ひかり:
高校生です。チアだったんですが、新歓を見てこれに青春を捧げたい!と思いました。

しほ:
私も高校の部活でダンス部にはいりました。実は音楽がずっとやりたくて。
吹奏楽部、バンド、ダンスの3つで悩んで一番華やかだったダンス部に決めました。

ひかり:
サークルの存在は私にとって凄く大きくて。ドゥブの仲間はこの皆と一緒に年を取るなら何も怖くないなって思える仲間です。


ーー1番印象に残っているステージは?

ひかり:
最後の秋祭の自分の曲ですね。
後輩が本当に好きで好きで。一緒に練習をして徐々にうまくなっていく過程を目の当たりにして本当に頼もしく感じました。一番後輩の成長を感じ、何かを残せたかもしれないと感じられたステージだったので印象に残っています。


ーー過去に公演創作の経験は?」

しほ:
3年の時のJADESTYLE -EXIT-と、4年の時のJADESTYLE -LINK-で作りました。


EXITでは、ちょうど就活が終わった頃でタイミングよく当時の執行部にお話を頂いて創作する事ができました。

LINKについては、ストーリーの転換部分だったので表現しなければならない事が多く、苦労しました。

その時は50人程のメンバーが出てくれて、それ以来毎年JADEの女飲みが開催できているのもいい経験になったと思ってます。


ーー影響を受けたダンサーは?

ひかり:
ドゥブのジャザーの先輩には本当に影響を受けました。
ダンサー以上に人間的な部分では麗さんからもすごく影響を受けていて。
人としてかっこいいなぁと思っています。

しほ:
一年生の頃からJADEのえりこさんに憧れていました。新歓で見て、そこからずっとえりこ曲には出させてもらっていました。
外部ではOUTSET。かっこいいなぁと思ってずっと動画とかを見て研究していました。


◆なんの為に踊るんだろう・・・
  クリアにしてくれたのがZENONの存在だった

ーー社会人になってからダンスは?

ひかり:
看護師なので平日休み。休みを使ってスクールに行ったりしています。
でも漠然とスクールに通って「なんのためにうまくなろうとしてるんだろう・・・」って少しもやもやしていた部分もあって。

ZENONで創作するとなってから、またうまくなりたいという気持ちが凄く明確に強くなっていきました。

学生と違って限られた時間の中でやっているから、効率を考えて練習するようになりました。 基礎練やストレッチなど、効果が最大限になるようにやっています。

仕事で怒られても、ダンスが楽しいから、その瞬間が支えになってるんだなぁと日々感じています。

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しほ:
妊娠、出産があったので1年ぶりに踊ります。我慢してたので久しぶりに踊れて本当に嬉しい!

今は育児がメインだけどダンスがないと・・・楽しくない。
当たり前にダンスがある生活しかしてこなかったから、考えた事ないほど自然にそこにダンスがあるっていう感覚です。

家族でチームを組む、とか双子の娘を歌って踊れるアイドルにしたい!とか夢は膨らむばかりです(笑)

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◆一生大切にしたい仲間が生まれる、そんな場にしたい

ーーZENONの創作の話をもらってどう思いましたか?

ひかり:
恐れ多いな・・・大丈夫かな・・・と正直思いました。
でもすごく大変だってわかってるのに直感で「やりたい」って思ってて。
そんな事ってめったにあるものじゃないから、やらない選択肢は自然に消えていきました。

しほ:
ひかりの言葉があって、頑張ってみようと思いました。
一人だと不安になるかもしれないけど、二人いるからそこが違いだなと感じてます。


ーーどんな曲を考えていますか?

しほ:
勢いがあって、若い可愛い、エロい曲です。
自分も楽しみたいし、でてくれた人にもでてよかったと思ってもらいたい。コマの雰囲気こそショーケースそのものだし一番現れてくるものだと思うので。

ひかり:
全然これまで関わってこなかった人たちが出会える場にしたいです。私としほが出会ったように、一生大切にしたい人たちに出会える場であってほしい。

1つの目標に皆が向かって汗を流して大変な想いをする中でしか生まれない絆ってあると思う。
それを生み出していける創作者になりたいです。