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M3 LADIES 【BOB】


今回のZENONは「RESTART 」

ーー 今回振付師を引き受けていただいた理由はなんでしょうか?

社会人になってから、仕事で東京をずっと離れていて、ZENONも第2回公演 “Hello, Liliput”(2013年)以来出ていなく。

丸4年全くダンス自体していなかったんです。音楽もHIPHOPは全く聴かなくなっちゃって...。

東京に戻りたいなと思う反面、仕事で出会った人とも離れたくなくて。「東京帰りてーーーー!でも仕事も頑張りてーーー!」みたいな(笑)

結果、踊りたいって気持ちになれず、ダンスも全くしなくなり。更にはダンスで繋がった大事な友達とも連絡取らなくなっちゃって。

そんな自分にすごくモヤモヤしてながら4年過ごしてました。

ある事がきっかけで東京に帰ってきてる時、まさかのタイミングでたくぱんから振付師やりませんか?って声かけてもらって。

最初は引き受ける気さらさらなかったけど、
 「もしかしてこういうタイミングがないと今後一生ダンスと向き合えないかも」

 「疎遠になってしまった友達とまた会えるチャンスかも」

 「ZENONという挑戦が今後の自分のプラスになるかも」

と思うようになったのがきっかけです。


ーー 振付師としての声がかからなければ、今回のZENONにも出ていないですか?

うん。絶対に出ていない(笑)

振付師やるのもまさかの展開だったし、後輩もたくさん上手な子いるから「私で務まるのか... 」と思ったけど、「いや、やっちゃえ!」みたいな(笑)

ーー そんなBOBさんにとって「ZENONとは」一言で表すと?

「RESTART」

4年間空いたけど、プライベートもダンスも全てもう1回新しく、再出発みたいな感じ。

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ーー 今回の公演テーマにも絡んできますが、BOBさんは、ZENONや社会人になってもダンスを続けることについて「人生を豊かにする無駄遣い」だと感じますか?

イエス。

ダンスがなくても日常生活不自由なく、生きていける。

新しい趣味を見つけたり、仲間と飲んだり、旅行に行ったりもできる。

でも、そこでダンスという1つのことに時間を費やし、頑張ることで、身体の感覚が変わってきたり、できなかった動きができるようになったり、日常では味わえないようなインスピレーションや感覚、感性が刺激されたりとか。ダンスを通じて会える友達がいたり。

無駄なんだけど、それによって人生は豊かになると思います!!


ーー 今後はどのようになっていきたいですか?

無駄の先にあるインスピレーションとか、刺激を大事にしてライフスタイルを豊かにしていきたい。

ダンスもそのうちの1つの手段であってほしいです!