「Leonardo.Ai」よ、風景画はどうだ【1】
はじめに
今回は風景画を生成してみようと思います。
AI生成を補助的に使って写真をアニメの背景画やイラストのようにしてくれないかな、という発想です。
スマホやペイントソフトでそのような機能を見かけますが、出来上がったものを見ても写真ぽさが抜けてないような気がします。
AIならそこんとこを何とかしてくれるかもしれない。
準備
今回は自分で撮った写真を使います。
あまりごちゃごちゃしてない写真を選んでImage to Imageに入れます。
いつものように自分で描いた風景画を、なんてやってらr以下略
横浜の額坂(ひたいざか)という階段です。よくロケで使われています。
モデルはDreamShaper v6
プロンプト
stair, gouache painting, visible brushstrokes, palette knife and brush strokes, anime back ground , perfect perspective
階段、不透明水彩の絵、パレットナイフや筆跡を残す、アニメの背景、完璧なパース。
試行錯誤した結果、これだけにしました。
超キレイな絵を目指すと限りなく写真と変わらない絵になるので、綺麗な画像にするプロンプトは省きました。
ネガティブプロンプト
”photo real” 等、これもいつもとは逆に写真ぽくならないように。
Guidance Scaleは7(デフォルト数値)。
Init Strengthは0.7を中心に微調整。
実行
おお!イイ感じじゃないか!
何枚作ってみても更に奥へと続く階段と右側の建物の解釈がいまいちだが、上出来ではないだろうか?
木漏れ日と葉っぱの表現など丁度いいと思う。
上手くいかなかった部分を手書きで直しても良いのだが、手書きの人物を置いて隠してみたが、どうだろう?
背景と人物を馴染ませるのが大変だったけど、これがやりたかった。
プロンプトに「階段を降りてくる白いワンピースを着た女の子」なんて追加してもこうはならない。
いや、頑張ればこうなるかもしれないけど手で描いて配置したほうがだんぜん早い、……と思う。
まとめ
風景画像を作るときのプロンプト例では「〇〇風」と、特定のアーティストやアニメ監督の名前を入れてるのを散見しますが、AIイラストの偶然性が損なわれそうで今回はやりませんでした。
なお、今回は選んだ写真が良かったのか、他の写真で試しても上手くいかない場合が多かったです。
次回はそのことについて書こうと思います。
以上。
参考になれば幸いです。
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