見出し画像

「Leonardo.Ai」の男の顔

はじめに

自分は男だが、男の絵を描くのが大好きである。

しかし、世の中、特にネット上には男のイラストより女の子のイラストのほうが圧倒的に多い
pixivでタグを検索して「男」関係のタグを寄せ集めても「女の子」一つのタグ数の半分にも満たない。

絵に限らず写真の被写体もやはり女性の方が多いのではないだろうか?

AI生成イラストがネット上の画像を参考にして絵を完成させてるのなら、男の画像が少ないので生成に苦労しているのではないか?

ということで、自分が描いた男の絵をAIがどう処理するか試してみた。

相変わらず、AIが下描きの線を整えて、色も綺麗に塗ってくれるのではないか、そのための適度な設定は?という発想です。

準備

元絵はiPadのprocreateで描いた落書きストックから適当に3枚。
それをImage to Imageに入れます

使ったモデルDreamShaper v6

プロンプト
個々の絵の内容に関するプロンプトは絵の下に記しておきました。
それと”Japanese Handsome man”, ”good looking guy”
どちらも「カッコいい男」を表す言葉のはずである。
あとは、いつもの「画像が綺麗にする文言」を10個くらい。

ネガティブプロンプト
いつもの「余分な手、余分な顔とかの文言」を10個くらい。
ちなみに、プロンプトに”Japanese”と入力した場合、和服を着ている画像が100%生成されるので、ネガティブプロンプトには”Kimono”と入れた方が良いです。

Guidance Scaleは7(デフォルト数値)。

Init Strengthは0.75を中心に微調整。
後述するが、これが結構微妙な数値だった。

実行

いい顔つきになった格闘家。

"fighter","boxer"

凛々しくなった光線銃を構える男。

”hold a ray gun”

あまり変わらなかった腕組みする男。

"a man with arms folded"

まとめ

ちゃっちゃと描いた雑な絵が、おおむね綺麗な絵に変換されたと思います。
しかしInit Strengthを0.7にすると突然目が細くなりました。

こうなると目についてのプロンプトを入れなくてはなりませんね。
女性の目の形容ならいくらでも思いつくけど、男の目はどう表現すればいいのか、課題が残りました。

あと、なぜかアゴ髭も追加されます。「日本人のカッコいい男」にはアゴ髭が必須なのでしょうか?
女性絵で試したときよりもInit Strengthの数値が高めでも急激な変化が始まった気もします。
まさか本当にネット上に男の画像が少ないので生成に苦労しているのか?

望む絵にするためのInit Strengthの数値幅がやけに狭いと感じました。

以上です。
参考になれば幸いです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?