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AIは線画の清書をしてくれるぞ!(その1)

その名は「copainter」

思い通りの絵が全く作れないAI生成イラストにすっかり飽きてしまい、
熱が冷めていた間に、こんなAIツールが出てました。

なんと、今までさんざんトライしてきた”絵を清書”をしてくれるAIです。
ブラウザ上で使えます。

アカウントを作れば無料プランだと初回は10枚生成、その後は月に3枚生成出来ます。
金を使わずに楽しむことをポリシーにしているので無料プランで😋

今のところ「着彩」「ペン入れ」の機能が使えます。
もう一つの「Coming soon」が楽しみですね。

さっそく

前に使った絵で試してみます。
線画の清書が目的なので「ペン入れ」を使ってみます。

忠実度、線の太さ、入り抜きの三要素を20段階(だよね?)づつ調整することが出来ます。
けっこう細かく設定できるので無料プランの初回10枚分は、好みの描線を見つけようとするだけであっと言う間に無くなりました。

比較するために前に使った絵を再利用してみます。


元の絵
忠実度0.7、線の太さ0、入り抜き0

キャラの太い主線と服のシワの細い線が上手く分かれてますね。
プロンプトの入力無しにヘルメットや服のディテールまで理解しているように見えます。
黒目部分が白く抜かれているのはひょっとして”後で色を塗る用”なのかな?
ちょっとビックリです。

忠実度1.0、線の太さ0.4、入り抜き0.2

単にラフ絵から線を整えたと言うより、絵になるような線を描いているように思えます。

忠実度0.6、線の太さ1.0、入り抜き0.4

いやはや、AIの進化に驚きまくりです。
て言うか、それを作ってる誰かがいるのですよね?凄い💦
ただし、顔の作りは、いわゆるひとつのこういう顔にしかならないのかな?

次はメカ

これも前に使った宇宙バイクの下書きを使います。


元絵

きれいな線でクリンナップしてくれるかな?

忠実度0.7、線の太さ0、入り抜き0

エンジンの丸い部分をタイヤとして認識しちゃってるのかな?
それでもやはり線を綺麗に整えてくれています。

忠実度1.0、線の太さ0.4、入り抜き0.2
忠実度1.0、線の太さ0.8、入り抜き0.4

残念ながら下書きより綺麗な線に整えてくれましたが、線の太さのメリハリなどは前述の女の子の絵より変わり映えはしなかったです。

まとめ

一口に「AI」と言っても、将棋の最強AIが囲碁を打ったり文章を書けるわけじゃないのと同じように、絵を描くための一つの機能に特化すればAIはどんどん進化するものだな、と感心しました。

しかもプロンプトを入力しなくてもいいのもすごいですね。

X(旧Twitter)などにはラフ絵から線画が生成されてるのをアップしてる方もいます。
次は「着彩モード」を試して見たいと思います。
無料プランは月に3枚か……。
うーむ。

以上、参考になれば幸いです。

おまけ

試しに忠実度を0にして生成してみました。

忠実度0、線の太さ0.5、入り抜き0.5

非常に今どきな女の子の絵になりました。
でも服やヘルメットはちゃんと残ってますね。

忠実度0、線の太さ0.5、入り抜き0.5

戦車……いや、無限軌道のコンバーチブル車から超ロングバレルの対戦車ライフルを構えてるのか。

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