余計なものは取り払って、本質や本当の自分を引き立てる

 集中力・注意力がない自分に長年、何とかならないかと色々ともがいてきました。
 一つのことに集中できず、また、自分の本当にやりたい事が明確化できず・・。
 
 そんな自分ですが、最近、「本当の自分を引き出す」ということをかなり意識しています。
 世の中の・・というか社会のほとんどはつくられた虚構であるというのが最近の私の持論です。

 楽しいことも、辛いことも、悲しいことも、それらは大抵、自分の思い込み、ないしは、そのように思い込むよう社会に誘導されているものだと考えるようになりました。
 本質的には、楽しい、辛い、悲しいという概念は存在せず、自分が純粋に楽しいとか悲しいとか思う心を忖度なしに味わおうということを意識しています。

 先日、NewsPicksの番組で茶の湯の会があったのですが、余計なモノ、オト、香りを除去することで、本当に亭主の見せたい、伝えたいものが引き出された空間を見て、画面越しながらに感動しました。
 自分も、これまで常識だと思っていた、自分の本心にまとわりついた余計なものを徹底的に取り払えたとき、本当の生き方が見つかるような気がしています。

 一方で、一般的な社会でそんな生き方をしていると、高い確率で、変わった人とか、マイノリティー化してしまうような気がするのですが、でもそれって見方を変えると、社会の制圧力から解放されて、本当の自由を得ているとも捉えることができるし、自分が本当に幸福と思える生き方はそっちの方だと思っています。

 そのためには、まずは自分自身で生きていくスキルや力を身につけることが大事だと思います。
 そこで、最近、「独学大全」という分厚い本を買いました。
 最近、独学が注目されているのも、社会の既成概念などから解放されて、本当の豊かさ、すなわち自由を得るということが新たな価値観となりつつあるからだと思っています。
 
 新年度となり、繁忙期を超えたこの時期、自分も独学ライフを送っていこうと思っています。

 それではノ

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