お風呂をリフォームしたい!

 ああ、お風呂(ユニットバス)をリフォームしたい!そのきっかけの一番大きい理由は、エプロン(浴槽の側面にあるフタです)の中の掃除。

 現在設置されているユニットバスはTOTO社のJVV1418という型番のものです。ここの掃除はまず固定している2か所の留め具をスライドさせ外すことでエプロンが外れるわけですが、もうこの中が魑魅魍魎。というのも、浴槽の壁三方や、床面の壁際に掘られた排水溝から水が流れ込むためです。

 床面側はちょっと分かりづらいかもしれませんが、排水溝にコの字断面のカバーを被せているのですが、まあ防水性はさほどあるわけでもなく、経年劣化もあってまあまあ水が流れ込む。更に途中にあるゴムの弁がまた汚れや劣化などで正常に機能しなくなります。まあそもそも汚水が浴槽裏側に流れ込む構造自体に問題があると感じるわけですが、どうも最近のユニットバスはエプロン内の掃除不要とのウワサも聞き、ずっとリフォームしたいと考えるに至ったのです。

 それ以外にも「ああ天井裏の中間ダクト(換気扇のようなもの)にも結構ホコリが溜まってるし、モーターを使っているところはいずれ寿命も来るよなあ」とか、浴室乾燥暖房機のカバーが経年劣化で割れてきたりとか、まあ竣工19年ともなるとまあまあ痛んでくるものです。ということでとうとう重い腰をあげリフォームの具体的なアクションに移ります。

▼ショールームって大事

 さて、まずは漠然とした自分の願望にアタリをつけていきます。先達の知恵って大事です。ネット検索で同じような経験をされた方の書き込み、あとyoutubeも結構見ました。リフォーム店の方の動画、ユーザーの方の動画、レビュー系の動画も結構あるんですよね。でも、全てを網羅するほどの時間はなく、なんとなくでTOTOとLIXILの比較を始めました。で、ショールームも見てみようとネットから予約をします。

 最初LIXILのサイトから自由見学を選んで申し込みます。続いてTOTO、こちらは説明員案内付きしか選べず、とりあえずそれで。ネットでなんとなく知識を得ていて知った気になっていたので、自由に見せてもらおうかと思ったわけです。最終的にはどうせリフォームをお願いするお店を話をすることになるんだろうから…と思いこんでいたわけですが、まずここが浅はかでした。

 LIXLのショールームをざっと見学し、続いてTOTOに行きます。担当になってくださった方と話をします。先にLIXILを見てここが2つめのショールーム見学であること、あと浴室に対する要望などざっと伝え、まずは通り一遍で製品の特長について説明を受けます。

 浴槽内やシャワーの形状に進み、さあ、この後どうなるんだろうと思ったら、壁や床の色の話になりました。壁に展示されている各種面材を見ながら、グレードによって選べる面材が違う事を聞き、模型で実際の面材を組み合わせられますよ、ということでテーブルに移動します。

 すると、模型もですが、パソコンの画面で壁の色、浴槽の色、形、シャワーや蛇口の位置を選択していくことでCGが出来上がっていきます。さらにその中でも組み合わせが可能なもの、そうでないもの、設置位置など結構細かい話まで伺えまして、大体こんな感じですね、という段階で提案書(業者用には図面まで)ができあがりました。更に、図面に振られた提案番号を業者に伝えると、業者が直接資料をTOTOから入手できるそうなのです。

 いや、結局お風呂だけで2時間近く話していたのですが、もうほぼ要望を叶えた提案書が出来上がってしまい、ああもうこれで見積もってもらえればいいんだ…という気持ちになりました。ちなみに希望すれば業者も紹介してくれるんだそうです。いやーよくできたシステムです。

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