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CX-30にTEINのEndulaPro PLUSとEDFC5を取り付けた話

 前回のモーションコントロールビーム(MCB)を取り付けた話からおよそ2年弱、こちらをずいぶん放置してしまいました。ちょっと気を取り直して久々の更新です。

 さて、一昨年の2022年12月になんとなく思い立って、TEINの減衰力調整機構が付いたショックアブソーバー「EndulaPro PLUS」を取り付けました。前回MCBを取り付けてから、やはり少し固いか…なんて気持ちになり、たまたまネットで見かけた減衰力調整機構付きのショックアブソーバーに目が留まり、オートバックスに見積りを依頼しました。
 すると、担当の方から「減衰力調整機構付きを選ぶなら、EDFCとのセットをお勧めします。手で減衰力を調整するのは結構大変ですから。」とのお勧め。調べてみると確かに、リア側は減衰力調整を行うにはかなり加工が必要そう。では今度新発売となったEDFC5とのセットでお願いします、と勢いよく注文です。ちなみに23年から価格改定があり値上げとなるそうですが、年内オーダーなので旧料金となりました。ありがとうございます。

 さて、パーツも入荷され取付です。オートバックスでピットサービスを使うのは初めて。朝入庫で夕方お渡しというので、車を預けてショッピングモールなどで時間をつぶします。ということで、取り付けも終わりました。簡単に説明を受け、1カ月後のアライメント調整の予約をして帰宅します。

前輪側の様子

あれ、なんかEDFC5がエラーを出す…

 数度の乗車では発生しなかったものの、突然減衰率の数字が動かなくなったり、----と数値が表示されないという現象が出始めました。オートバックスの担当の方に問い合わせをしたところ、メーカーでも数例の事例を確認しているそうだとのことでした。その後、ユニット起動時に動作電流量が足りない可能性がある、とのことで、アライメント調整の際に電源取り出し位置の変更を行なうこととなりました。本件についてはこれで一旦解消しました。よかったよかった。

23年夏、再びEDFC5がグズる…

 しばらく調子よく利用していたものの、真夏を迎えたころ、再びフロント側の減衰率表示がされなくなる不具合が再発しました(STATUS NGで NONE DR1)。ネットで類似例を探したところ、どうも熱による不具合が出ることがあるとのこと。確かに最近の夏は本当に気温も高いしね…ということで、これもしばらく様子を見ていたのですが、どうも秋に差し掛かり気温が落ち着いてきても現象が改善しない…。再びオートバックスに問い合わせ。
 担当の方もメーカーと色々やり取りをされているようで、今回は起動中にバッテリーから電源線を抜いてリセットするという方法を試してみようということになりました。結果としては不具合解消で、かつEDFCの起動も早くなりました。

24年夏、再びEDFC5がグズる…

 年も明け夏、あっという間に1回目の車検を迎えました。もう3年になるのか、と感慨深く思うも、もちろんまだまだ乗りますよー。なんてところで、再びEDFC5でフロント側で表示がエラーに…。もう夏のたびにこんなんなっちゃうのかな…と思いつつ改めてネットを調べていると、みんカラで(出典元URLいま分からないのですが)減衰段数を変更するとリセットがかかって復活しているという情報を発見。早速段数を普段の64から96に変えてみます。すると、再起動っぽいLED表示のあと、なんと正常表示に!そうかー、今後はこの方法を試すようにしよう、ということでここでも紹介しておきます。

 で、EndulaPro PLUSとEDFC5を取り付けた結果についてですが、費用対効果をどう評価するかはさておきですが、ダンパーの減衰率の変化による挙動の違いを体感したり、という若干実験的な体験ができるという意味では面白かったと総括していいでしょうか。もう体感的には忘れましたが、購入当初はちょっとピッチングの挙動とか気になっていたんですよね。比較対象である前車アテンザセダンと比べればホイールベースも短いですし、車高も違うわけですけど。現在は少しソフト側に設定することでピッチングは全く気にならなくなりました。

 標準のままがダメということでもないですし、今回のショックアブソーバー+EDFC5で工賃含め25万円くらいかかっているので、万人にお勧めするものではないですが、面白半分で興味持たれるようでしたら、というところでしょうか。あと詳しい方いればぜひコメントいただきたいのですが、現在の組み合わせになってから、路面から少し強めの衝撃が入るシチュエーションで足回りから空気共鳴音のようなものが若干するようになりました。TEINのショックアブソーバー自体の問題なのかなんなのか…。



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