【ウルサマ2024】前期レポ!ステージから伝わるアークのテーマ
もはや先週のことですが、今年も『ウルトラヒーローズEXPOサマーフェスティバル』、通称ウルサマに行ってきました!!
毎年夏に池袋で行われるビッグイベント。
今年は開催地に大阪・梅田も加え、更に大きなイベントとなりました。
構成は例年通りの展示&ライブステージ。
今年のステージも、とてもよいものでした!
というわけで、本記事では池袋ウルサマ2024前期の展示とライブステージの感想を軽く書き残しておきます。前期開催日はあと数日ですが、ネタバレ込みなのでご注意を!
会場展示
今年の会場には、主人公の所属する組織SKIPの小道具が展示!
各キャラクターのパネルも置かれ、さながらSKIPの仕事場に直接お邪魔したような雰囲気を楽しめました。
特に目を引いたのは、SKIP展示内のホワイトボード。
これまでに対応した怪獣案件に関して記録されているのですが……
ボードには、シルバゴンを始めとした強力な怪獣たちの写真が!
え、防衛隊これをなんとかしたの? ウルトラマンなしで??
シルバゴンの頑強さを思うと、相当な激戦になったのではないか……と予想されますが、実態は謎。アーク世界の防衛隊、めちゃくちゃ強い。
もう少し進んでいくと、怪獣たちの展示コーナーに。
ピグモンやレッドキング・ゴモラといった有名怪獣に、夏休み装備のペガッサ星人ペガの並びに、シャザックの幼体の姿も。珍しいな~、なんでシャザック……?
ウルトラマンアークからは、謎多きモノホーンの展示も。
これも撮影に使ったものだと思うと感慨深い。寄生体ウーズの棲み処、というだけでは終わらなそうだけど、いったいどんな秘密が……?
ミニチュア展示コーナーでは、大迫力の怪獣VSウルトラマンが!
ほぼほぼニュージェネウルトラマンたちの展示でしたが、この辺りは後期で変わってくるかな~。梅田の方はまた違う雰囲気だろうな~。
最奥のステージ入口広場では、ウルトラマンライジングやゼロの展示も。
今年公開の作品だけど、ライジングのコーナーはあんまりなかったなぁ。
ここまで展示を堪能したら、例によってステージ入場までちょっとしたお楽しみコーナー。わたしが行った回では、二年ぶりのババルウ星人にお会いできました!
去年はSKarD特別隊員の方々が登場していたので、久しぶりの登場になったと騒ぐババルウ星人。別日には例によってマグマ星人が登場しているようで、これも変わらぬ安心感です。あとババルウ星人の大騒ぎは聞いててめちゃくちゃ楽しい。夏の醍醐味って感じがする。
ステージ前にちょっとしたお知らせや、子ども向けのちょっとしたお遊びのようなことをするコーナーなのですが、わたしが行った回では石堂シュウと映像が繋がりました。みんなでやるお遊びを相談されるも、全然思い浮かばずコーヒーの話を始めてしまう石堂さん。やっぱり~!
マグマ・ババルウのスケジュールは公開されてない(よね?)と思うので、どちらの方に当たるかはランダムですが、後期はマグマ星人にもお会いしたいな~! 映像もほかのSKIP各員バージョンありそうなので、楽しみにしてます。
一通りの展示やお話を楽しんだら、ついにライブステージの開演です!
THELIVEアーク編STAGE1
今年のステージ、めちゃくちゃ楽しかったです……!!
アークやSKIPの面々が出会うのは、どこかポンコツ感をぬぐえないバルキー星人を始めとした宇宙人軍団。彼らはペットの怪獣ムクムクと共に地球侵略を目指すが……という筋立て。
この宇宙人軍団&ムクムクの動きが面白い。
彼らは彼らなりに本気でやっているのだけど、はた目から見ると冗談にしか見えないくらいには向いてない。ムクムクはバルキー星人についてきているだけで、もちろん用心棒怪獣にもならない。
バルキー星人たちがアーク対策会議をする中、スマートフォンのアークの映像をひたすら停止・再生し続けるムクムク、めちゃくちゃ可愛かったなぁ……(停止・再生・巻き戻しのたびにステージ端でそのように動くアークもまた愉快)。
ただ楽しいだけで終わらず、万策尽きたバルキー星人が寄生生命体ウーズから抽出したエキスをムクムクに注入してしまい……と、危機的事態もしっかり訪れる。ムクムクが無害な可愛い怪獣だとはっきり示されたからこそ、これを倒さずなんとか鎮めようとするアークの姿が映えました。
今回のステージの注目ポイントは、ムクムクを鎮めようとするアークや、その後ピンチに陥ったバルキー星人を助けようとするムクムクが見せる「守りたい気持ち」。本編のあらすじでもテーマとして挙げられていた要素ですが、これがとても良かった。
ウルサマの前期ステージって、その年のウルトラマンがまだほとんど観られていない状態で公演されるものなんですよね。ウルトラマンが好きでも、最新話を早めに見る方ばかりではない。そもそも放送されている話数もまだまだ少ない。2話までしか観ていないという方もいれば、1話しか、あるいはまだ1話も観れていないというお客さんの存在も想定しているはずです。
『デッカー』までのウルフェス・ウルサマだと、他のウルトラマンとの共演もあり、「新米ウルトラマンがピンチに陥る中、先達から心得を授かる」的な流れになることもちょこちょこあったと認識しているんですが、『ブレーザー』からは単独のお話を強化している印象。今回のステージも、本編部分は『アーク』単独で進められていました。
観覧客の持つ情報が限られる中、ステージを通してそのウルトラマンをどういう存在として伝えていくか。それって案外難しい要素だと思うんですが、本作では「守りたい気持ち」をテーマにそれをやり切った、という印象です。
第1話で印象的だったウルトラハグを盛り込んだステージ内容。
家族としてバルキー星人を守りたいムクムクの気持ち。
それらが今後ウルトラマンアークを観ていく上でのヒントになるような、そんな作りになっていると感じました。
ちなみに今回のバルーン怪獣枠はシャゴン。
丸っとした体がバルーンの性質と相性よくて、今までのバルーン怪獣よりフォルムがそれらしく見えるし、強そう。
まだまだ特別な強敵とは戦いづらい中、ウーズエキスで超強化されてしまったシャゴンというのはバランスもいいなぁと思いました。
アーク本編が終わった後は、ウルトラマンゼロアニバーサリー!!
例年であればフィナーレと称されていた時間で、アニバーサリーを迎えるウルトラマンゼロの戦いを振り返り、その関係者たちがステージに揃いました。
戦うことの意味を知らなかったウルトラマンゼロが、「守ることが戦うってこと」と理解するまでの流れを、ゼロさんが観客を守ることで表現する。具体的には中央ステージ前の観客を!!身を挺して守り!!!子どもの頭を愛おしそうになでるゼロさん!!!!
とんでもないサービス席だ。これは最高の思い出になったでしょ……とそのちょっと後ろの席から眺めていて思いました。
ゼロさんや関係者などが揃った後は、撮影可能タイムに!
登場するウルトラ戦士たちに沸き立つ会場!!
そして盛り上がる会場に響く聞きなれた声……
「アニバーサリーはオマエだけじゃないだろ」
あーっ、このお声は!!
会場後方から出現し、前方ステージにてゼロと向かい合うベリアル様。
ゼロがアニバーサリーを迎えた時、ベリアル様もまたアニバーサリーなのだァ……!!
で。そのままゼロさんとベリアル様の戦いが始まる……
のかと、思いきや!!!
「ルロロォォォイ!!」
またも聞きなれた雄たけびと共に現れる戦士、ウルトラマンブレーザー!!
前期ステージでは相変わらず、物語の発生する場所では他ウルトラマンとの共演無しなブレーザーさん。でもアニバーサリーお祭り空間なら……現れる!! っていうか前年のヒーローがチラリとも顔を見せないなんてナシですからね!!
そんなこんなで、楽しいアークのステージと大満足のゼロさんボーナスタイムを楽しみ、今年のウルサマ前期を終えました。
後期も楽しみ
池袋ウルサマ前期、とっても楽しかったです!
後期ではまた一部展示が変わり、ライブステージもSTAGE2に変わります。
後期は行くタイミングがちょっと遅れてしまうんだけど、こちらもすごく楽しみです!!
私が前期行ったタイミングではまだでしたが、ウルサマと合わせて池袋サンシャインではウルトラマンカードゲームの体験会も行われているんですよね。出来ればこちらも体験したいなぁと思っているところです。テストデッキやプロモカードももらえるっていうし。
ウルトラマンアーク、本編もわたし好みで最高なんですが、ウルサマもこのように大満足の楽しさで、よい夏を過ごせそうな気持です。
また後期にも行ったら感想を書き残しておきたいと思います!
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