#ツブコン2023 行ってきたよ!後編

行ってきてから何か月経ってるんだよォ!
って感じですけど、初日を前編と銘打って感想書いたからには後編を書くのです。いや、もうツブイマでのレンタル期間も終わるが……?

2日目のプログラムからは、
『ULTRAMAN MUSIC LIVE〜ウルトラマン魂2023〜』
『DARKNESS HEELS Evening Sabbat』の2つを観覧してきました。

様々なウルトラマン作品に参加したアーティストたちが、多くのウルトラソングを披露するウルトラマン魂。そしてジャグラスジャグラーとフクイデケイ、霧崎とイグニスが生登場するコメディ謎時空朗読劇なダクヒサバト!!

どちらも違う意味で最高に楽しかったです!
(出来たら、早いうちに感想まとめたかったんだけどね……)

時間がめっちゃ経ってしまったので、ひとまず『ウルトラマン魂』は配信を観ながら初見の時の感想を思い出して書いていきます……!!


ULTRAMAN MUSIC LIVE〜ウルトラマン魂2023〜

開演、『ウルトラQのテーマ』

まずスタートにQを持ってくるのがとても好き。
『ウルトラマン魂』なので、無くてもまぁOKではあるのかもしれない……んだけど、やっぱウルトラマンってQから続くものだからさ! 薄暗い舞台上、『ゴメスを倒せ!』回の映像と共に送り出されるQのテーマが、じっくりと期待を盛り上げていく。からの……


『ウルトラマンの歌』

出演者勢ぞろいでの『ウルトラマンの歌』に繋がっていく!
ああ、あの人もあの人も歌っている! っていう嬉しさね。
やっぱり合唱されている一番楽しいんだよなぁウルトラマンの歌。
もちろん、歌の途中でウルトラマンさんもいらっしゃる。適宜ポーズを取られるだけなのですが、そこに安心感がある。歌を終わってのあいさつも「ウルトラマンに拍手~!」なのが嬉しい。歌ってるみなさまへ拍手する気持ちももちろんあるんだけど、ウルトラマンさんへの感謝というのが一番大きいからね。


『オーブの祈り』影山ヒロノブwithボイジャー

軽くご挨拶とMCを終えたら、さっそく先陣を切るのが『オーブの祈り』だったのにも驚き!
参加されるアーティストは明かされていたけど、やる楽曲は未公開だったので……「ご本人の楽曲がメインかな?」と思っていたところで真っ先にカバーだったので、「おおっ」と。
やっぱり『オーブの祈り』ってすごい名曲じゃないですか。ニュージェネレーションの中でも特にド直球にヒーローソングをしていて、盛り上がる。こういう場では絶対抑えたいけど、水木一郎さんは既に亡くなられている。そんな中で影山ヒロノブさんがカバーしてくれたの、楽しかったな~。

間奏でいらっしゃるオーブさん、こちらもあまり派手には動かず、じっと考え込むような雰囲気なのが印象的でした。そうしたら画面に水木一郎さんのお姿が映し出されたりもして。やっぱりガイさんも偲ぶ気持ちを噛み締めていたのかなぁ。それでも、しんみりするよりは盛り上がる方がよいのだろうなぁ……と思いながら私はライトを振っていました。


『英雄』遠藤正明

続けて披露されたのが、これまた大人気曲の『英雄』遠藤さんカバー!
わー、これ出し惜しみ無しでどんどん突っ込んでくる奴だ! と圧倒されながら。遠藤さんボイスだと熱さマシマシな雰囲気で、これもまた良いなぁと思いました。

もちろんネクサス(アンファンス)も登場!
全お2人がしっとりゆっくり目だったのに対して、今回のネクサスさんは確実に熱唱してた。遠藤さんと顔を突き合わせて叫ぶような場面もあって、めっちゃノリノリじゃないですか!とこちらも楽しむ。すげぇ楽しそうなネクサスさんだったな……


『Buddy,steady,go!』勇-YOU-(SCREEN mode)/畠中祐

個人的にニュージェネ最熱曲だと思っているバディステ!!
デッカーOPのSCREEN modeから勇さんと、ゼットさんの声でおなじみの畠中さんバージョンでの歌唱!
タイガは特に前日のTHELIVEタイガ編があったから、気持ちも特に熱い状態で聞けました。やっぱりこの曲、本当に楽しいんだよなぁ。私も合いの手部分をかなり楽しんで叫びました。

登場されたタイガ君は、やっぱり若々しさ前回で楽しそうに盛り上げてくれる。腕を振り上げての合いの手部分でタイガも腕を振り上げてくれるので、一体になれた感じがしてテンション爆上がりです。


『GO AHEAD すすめ!ウルトラマンゼロ』つるの剛士withボイジャー

ウルトラマンゼロからはゼロクロニクル版のすすめ!を披露。
こちらも水木一郎さんが歌っていた作品です。まっすぐ前向きな歌詞とつるのさんの歌唱声の相性がめちゃくちゃ良かったなぁ。

登場されたゼロさんは「お前らもっと盛り上がれよ?」と言わんばかりの仕草。どんなステージでも、ゼロさんが出てくると場を圧倒する雰囲気がある。やっぱりゼロさんはすごいよ……観客との信頼関係が完全に出来上がっているというか、「もっと応援できるだろ」「できます!!」みたいな気持ちにさせてくれる。

『オーブの祈り』から『すすめ!』でいったん流れは止めて、つるのさんとボイジャーのお2人のトークでちょっぴり休憩。もうすでにここまででハチャメチャに体力使うからね、盛り上がりすぎて。


『ウルトラマンマックス』松原剛志

一息吐いたと思ったらすぐマックスだよ!!!
歌うのはProjectDMMとして多くのウルトラソングに参加した松原さん。平成生まれのウルトラファンとしては、あまりに耳に馴染むお声に感動。あ~~~この人の歌を生で聞いてるんだ私!?
マックス、マックス、マックス!!!のコールも全力で叫びながらテンション上げました。さっき休んでなかったら死んでた。

ウルトラマンマックス、主題歌のパワー溢れる感じがとても好きです。
登場されたウルトラマンマックスも、スタイル抜群でカッコよかったなぁ。マックスさんの外見ってやっぱ力強くも美麗なタイプですよね……


『ウルトラマンX』ボイジャー

「マックスの後はエックスでユナイトだ~!」の宣言と共に『X』へ。
ボイジャーのお2人の歌は聴く機会もめちゃくちゃ多くて、松原さんの歌唱とは全然違う意味で耳なじみ。エックス!のポーズを取る流れも何度かやっていて、ある意味で一番気楽に楽しんで聴けた部分かも。(ライブ的な場所に慣れてなくて、他だとコールやライトの動かし方に迷う部分もあるからね)

登場されたエックスさんは、エックス本人の意思が強そうなイケメンぶり。
そして『ウルトラマンX』から続けざまに、ボイジャーの次の楽曲へ!

『ウルトラマンギンガの歌2015』ボイジャー

ウルトラマンギンガの歌にかかる思いって、他のウルトラマンとは毛色が違うんですよね。ウルトラシリーズが苦境の中、ついに現れた奇跡の戦士。
「待ってたぜギンガ!」「凄すぎるぜギンガ!」とのヒカルのセリフは、ウルトラマンの新たな可能性を信じたい私の心にまた違う響き方をしていく。ギンガの歌はそんなウルトラマンギンガの「無限の可能性」を象徴するような曲で、「この曲が流れたら勝ちでしょ」くらいの演出も含めて「ウルトラシリーズの新たな輝き」を象徴する曲、とまで思うんです私は!!

それはそれとして、前述のとおり私はライブイベントとか不慣れな方で、「ウルトラマンのイベントには行くけどライブとかはよく分かんないです」ってファンは他にもけっこう多いと思うんですよね。ボイジャーのお2人はそこの距離感をなんとなく分かってる感じがして、「アーアーアーアーアー、一緒に!」とかしっかり伝えてくれるのが安心感あって好きです。おかげで遠慮なく出来るもんな、アーアーアーアーアー、アーアーアーアーアーーアーーー。


『インパーフェクト』オーイシマサヨシ

ダイナゼノンの曲でした!
ダイナゼノンは観ていないのですが、オーイシさん呼んでるならやっぱり一曲くらいそっちの曲も入れたいよな~と納得。開演前のCMで無限に劇場版の映像流れてたからそっちなのかな~と思っていたんですが、それはまた別の場所、別の機会としてこっち……なのかな? カッコいい曲だと思いました! あのシリーズ、いい曲揃ってるんだなぁ。


『ウルトラマンガイア!』松原剛志

ガイアァァァァァッ!!!!
ガイアの主題歌も松原さんがカバー。超平成コラボというわけだ。
ウルトラマンガイアはかなり思い入れの強いウルトラマンで、っていうか多分物心ついてから一番最初に見たウルトラマンがガイアなので、私のテンションはすごいことになっていた。カモンカモンガイアッ!出来たのが本当に本当に嬉しい。あーーーガイアのプログラムもいけば良かったなぁ~!!!

登場されたガイアさんは、ガイア着地を披露したりフォトンエッジを披露してくれたり。他と比べるとはっちゃけた所はあんまりなく、素直なムーブを見せてくれるガイアさんでした。


『Wake up Decker!』SCREEN mode

デッカーーーーッ!!!!!
元気がもらえる曲。演奏前に観客に向けてアクションや合いの手の要請があって、こちらも一緒に楽しみやすい雰囲気が嬉しかったです。
デッカーの名を叫びながら腕を上げるムーブ、観客みんなで一体になって出来たのも楽しかったな~。

登場したデッカーは、勇さんとクロスタッチを披露したり腕振り上げのポーズを一緒に楽しんだりと賑やかに。カナタはこういうの全力で楽しむ方だもんなぁ。それでもオーバーにはなりきらない、安定した盛り上げ感のデッカーでした。


『カナタトオク』影山ヒロノブ

デッカーOPの後はED!
影山さんの曲、こういう穏やかな曲でも独特の雰囲気が出て来て良いんですよね。はぁ、頑張ろう。という気持ちになるような、ほどほどに前向きになれる感じ。スッと入ってくる……
そういう雰囲気が、深刻な事態に陥ってもまっすぐ前を向くデッカーの作風にもよく合ってたなぁと思います。カナタも迷ったり立ち止まったりするけど、作品としてはそこまでうじうじしないというか。ちゃんと迷ったらそのあとに進む!っていう感覚。ダイナ繋がりで影山さん、な部分もあったと思うけど、それを抜きにしてもしっかり「デッカーらしい曲」でしたよね。

ライブの流れ的には、ここでいったん深呼吸出来た感覚があります。
すーぐテンション上がり切っちゃうから……


『僕らのスペクトラ』きただにひろし

休憩したらまたすぐ全力ぶち込んでくるんだよなぁ!
デッカーOPEDからブレーザーに繋いでいく流れも良かったなぁ。
楽曲にもよると思うんだけど、この時はデッカー→ブレーザーの流れを強調する組み合わせがしっくり来て、よりテンションが上がりました。

登場したブレーザーさんは、多分ライブってものがよく分かってない
「みんな腕振ってる……なんだろ……?」「歌っている……?」と明らかに疑問を抱いたムーブなんだけど、それでも恐る恐るみんなと一緒に腕を上げてみる。「とりあえず真似をしてみる」から始めるブレーザーさん、それって相手の事をちゃんと知ろうとしてるが故なんだよなぁ。最後にはいつものあのポーズを示してから去られたので、よく分からないけど楽しかった、嬉しかったのだと信じたいです。


『TAKE ME HIGHER』佐久間貴生

えええええええええええっっ!!!??ってなった。
初っ端の「アッアッ…」の所で「はっ!?」ってなって、聴き馴染んだ前奏が流れてテンションがイカれた。
「みんなこの曲聴きたかったんじゃないの~ッ!?」聴きたかったに決まってるけどえ、マジで!?開始数秒、理解が追い付かないままテンションが上がっていく異様な体験をしました。だってさぁ、マジで!?
私は完全にティガが最推しなので本当に本当に嬉しかった。
歌われるのが『トリガー』の佐久間さんというのも素晴らしいよね。今回のメンバーで誰がカバーするかって言ったらそりゃあ佐久間さんですよ!
声質がめちゃくちゃ伸びやかで、歌唱力もすごいなぁ……と思いながら。ずっと「『TAKE ME HIGHER』だ……ほんとに……?」と感動してた。

もちろんティガさんのご登場もあり。
ティガさんはこういう時、絶対あんまりアクションしないんですよ。穏やかに、所作は少なく優しい瞳で見つめられる。でもそれがティガさんの美しさを強調していて嬉しいんですよね~……あーー公式の場でこの曲と共にティガさんを眺められる幸せ……となった。光になった。

この後に休憩が入ったのですが、休憩入ってなかったらもうダメでしたね。
脳みそがジンジンしてたし。しばらく『TAKE ME HIGHER』が抜けなかったし。それくらいの破壊力があるから前半の〆に持ってきたんだろうなぁ。


『ご唱和ください 我の名を!』遠藤正明

後半いきなりこれでやってくの、凄すぎる。
完璧にご唱和出来る状態でご唱和くださいですよ。そりゃもうご唱和すべきポイントは全ご唱和ですよ。ゼーット!!!!!
とんでもなく盛り上がる曲というのもあるけど、ゼットは時期が時期だから永遠に「ご唱和」に飢えているので……最高。休憩終わりでリセットされたテンションを一撃でマックスまで持ってくる最強の選択。

ご登場されたゼットさんも楽しそう!
んでやっぱり、ゼットさんを目の前に「ご唱和」出来るのが本当に嬉しいし、観客のご唱和を受けたゼットさんがめちゃくちゃ元気もらってる風だったのも嬉しかった。あと掃ける方向間違えて慌てて出ていくゼットさん可愛かったね!!

『Promise for the future』畠中祐

ご唱和の後にはやはりこれ。
めっちゃ当たり前のことを書くんですけど、畠中さんめちゃくちゃ歌が上手いんだよなぁ。ゼットさんのお声を担当される畠中さん自身が歌っているから、ゼットからハルキに向けた曲としてとんでもない完成度を誇っているんですよね、この曲。ゼットさんはまだまだ三分の一人前だけど、確かにウルトラマンとしての決意と覚悟を持っていて、ハルキにそれを示している。第1話でハルキに対して「(みんなを)守れる」と答えたゼットさん。その良さが存分に詰められた大好きな曲です。


『GEEDの証』朝倉リクwithボイジャー

歌唱・本人な主題歌って良いよなぁ~!
前述の畠中さんも「ご本人」ではあるんだけど、それとは一段違うレベルで、舞台上にいるのは朝倉リクなんだよなって嬉しさがある。

登場したジードもめっちゃ可愛くて、リク自身と肩を組む場面とかすごく好きです。ジード、あのやや凶悪な見た目や戦闘時の荒々しさからは考えられないほど、素のファンサタイムでの可愛さがはちきれている。


『Spirit』松原剛志

そりゃあコスモスもあるよな~!!
こちらもProjectDMMの松原さんが歌われました。
この曲もめちゃくちゃ好きなんだけど、もうこの時間になると幸せすぎてもう記憶があやふやになってましたね。童心に返っていたというか、「わぁ、コスモスだ……コスモース!」とただただ噛み締めていたように思います。

登場されたコスモスにも同じ気持ちで、あー……コスモスがいる……嬉し……みたいな、言語化できないただただ幸せな気持ちね。


『Trigger』佐久間貴生

そこからのトリガーで意識は目覚めた。
ウルトラマントリガー、ニュージェネウルトラマンの中では一番色々考えたウルトラマンだし、感想をなんとか言葉にすることを努力したウルトラマンだし、複雑な思いはあれど結局「ウルトラマントリガーという存在は大好きだし、主題歌もめちゃくちゃカッコよくて好き!」となっている感じ。童心に返っていた気持ちが、またいち大人のファンに戻って楽しめた楽曲でした。いやしかし本当、会場での佐久間さんの声の伸びがすごくって。よく響く声なんですよ。それが気持ち良かった。

ウルトラマントリガーは、しっかり客席に手を振っていく感じ。ティガさんと違ってトリガーはもうちょっと身近なポジションにいるんですよね。外見的には圧倒的小顔と彫像的美しさから、美術品めいた良さを感じるトリガーさんなんだけど、かといって素の親しみやすさがそれを邪魔することは一切なく、むしろ渾然一体となって純粋に「ヒーローとしての頼もしさ」に繋がっていく感じ。


『Hands』オーイシマサヨシ

『R/B』、作品自体もそうなんですが、こうした場で改めて主題歌を聴くと、ここもちょっと独特な空気感があるんだよなぁと思います。歌詞もまっすぐ、番組名もがっつり叫ぶ。なんだけど、やっぱりどこかで人間大の輝きを放っている感じがある……なんでだろうね……?
オーイシさんは他のアーティストさんと比べても観客へのアピールがデッカくて、普段のライブもめちゃくちゃ賑やかで楽しいんだろうなぁと思いました。いいよね、そういう雰囲気。どこまでも賑やかな感じが、またルーブの作品感とも合っているんだなぁ。

登場するウルトラマンはもちろんロッソとブルの2人!
兄弟のアレをオーイシさんとやる2人とか、肩を組んで3人で掃けていくところとか、3人のお馴染み感が半端なかったです。オーイシさんのライブでもロッソとブルが呼ばれたりしているというのは聴いているので、彼らにとっても慣れた雰囲気なんだろうなぁ。アットホーム感が楽しかった。


『ウルトラマンメビウス』松原剛志withボイジャー

ここへ来て松原さんご本人&ボイジャーご本人のメビウスですよ!
松原さんはもちろんのこと、ボイジャーにとってもメビウスって重要な曲でしたからね。そこでこの3人が一緒にメビウスを歌うっていうのもすごいことだなぁと。メビウスの歌はやっぱり、熱いとか燃えるとかより安心感を抱く曲でもあります。戦いとか脅威から守るとかじゃなくて、ここから続ける希望を歌っている曲だから。

登場したメビウスも、この楽曲と一緒だとより若々しくみられるなぁ。
近年のメビウスは師匠ポジションに寄って来たけど、かつてはフレッシュな期待の新人で、その爽やかさが垣間見れた気がします。


『ウルトラマンダイナ』前田達也

ティガやガイアがカバーな中、ダイナは前田さんご本人での披露!
「フラッシュ!」「ミラクル!」「ストロング!」をご本人の歌に合わせて叫べるの、最高でした。なんとなく歌い節は前田さんが歌いやすいようにかアレンジされている感じでしたが、やや聴きなれないその歌い方も妙に耳心地よく、やはりご本人の良さというのが存分に出ているのだなぁと感じました。そしてダイナOPからの……

『ULTRA HIGH』影山ヒロノブ

LAZYから影山ヒロノブさんご本人のULTRA HIGH!
「ウルトラ」コールが出来るの、想像以上に楽しいな!?
もうほとんどコール自体が楽曲の主役みたいな部分もあり、会場の一体感が特に強く感じられる曲でもありました。

『君だけを守りたい』つるの剛士

そしてもちろん、つるのさんがいらっしゃるならこれも続けて披露されますよね!あのリーフラッシャーを手にした姿がとても印象的で、つるのさんは本当にダイナが大好きでいてくれてるなぁと改めて思う。ここの3曲ダイナのターン、まとめて流せるのめちゃくちゃ贅沢ですよね……!


『ウルトラマンレオ』真夏竜

レオからも真夏竜さんが出演、これがマジで凄い。
セブンから放たれ、メビウスにも伝えた「その顔は何だ!?その目は何だ!?その涙は何だ!?」がリアルで聴けたの重く。今の真夏さんの迫力から放たれるその言葉の重みよ……
「レオ!レオ!レオ!レオ!レオ!」の連呼が出来たのが個人的にはめちゃくちゃ楽しく、振り返っても「楽しさ」ではここが一番デッカかったかもしれない……となりました。
ラスト、退場する際に「みんな、元気で生きろよ!」との言もあり。真夏さん自身の体験もあり、よい〆の言葉だったと思います。


『ウルトラマンタロウ』福沢良一(武村太郎)

タロウ! ウルトラマン、No6!
いや福沢さんがめちゃくちゃ楽しそうに歌うのがよくってね……
二番の「そしてタロウがやってきた」所でタロウがご登場されるところとか、もうなんかワクワクする楽しさなんですよね。とんでもなく陽性の愉快な時間をいただけた。ここで一旦流れは切られて、アンコール待ちとなるわけですが……ひとまずのラストを閉めるのがタロウ、っていうのも納得感です。今や教官であり一児の父だけど、タロウって末っ子でもあるじゃないですか。そのタロウで愉快に楽しく歌って「とりあえずここまで」、幸せな区切りだと思いました。


『ウルトラセブンの歌』

アンコールの後は、出演者みなさんの紹介やコメントの後、全員で歌うウルトラセブンで〆! 出演者たちが掃けた後、グッとポーズを取られるセブンが印象的でした。それから……

『戦え!ウルトラマン』~終演

公演を終えた後、会場では逝去された団時郎さんのお写真を表示しながら『戦え!ウルトラマン』を流していました。私も可能なら団さんや団さんが演じた郷さんに思いを馳せつつ余韻を噛み締めたいところでしたが……次のプログラム開始も差し迫っていたので、早めに退出。

とにもかくにも、本当に楽しい2時間強でした。
カラータイマーライトの光が次々に変わるのも良かったし、行けて良かった~と今も改めて思います。ご自分で用意したサイリウムなど振ってる方もいらっしゃいましたし、それもまたキレイだったな~と思うんですが、ウルトラのリアルイベントに複数行くなら、やはりどこかのタイミングでゲットした方がいいですよ、カラータイマーライト。


DARKNESS HEELS Evening Sabbat

ミュージックライブを堪能した後は、足早にサバト会場へ。
前回のリアル開催時は早朝に行われたサバトですが、今回はサバトらしく寄るに……っていうかツブコン全プログラムの大トリになってたんですよね。ツブコンを締めくくるのがダクヒ!? まぁいいか!!

トリガーダークはダークネスヒール?

今年のダクヒサバトは、おおむねこの話題が中心でした。
(前回同様に)謎のカフェへと招待された闇の紳士たち。そこへ現れたのはちょっと陽気なトレジャーハンター・イグニス。お前本当に招待状もらった闇の紳士かぁ~? と弄り倒す先輩方、という構図。

実際、イグニスってダークネスヒールズ入り可能なの?というのは疑問だった。そりゃあ闇の力を扱う戦士なので、見た目だけならまぁ……あり得るけど……ヒュドラムの件を乗り越えたイグニス、とんでもなく陽気じゃん??

実際、デッカーのウルサマTHELIVEではエース兄さんに抱えて連れてかれたからね、協力者として。光の国のウルトラマンに優秀な助っ人としてスカウトされちゃうヒールなんているか!?

他方で、近年の悪役?を例に挙げて可否判断するお三方の言葉が興味深くて……トリガーの闇の3巨人は「神様っぽくて恐れ多い」し、御剣サキやアガムスは「(ヒールと呼ぶには)気の毒」というセリフがあった。どっちもまぁ分かるんだよな~!

トリガーの3巨人って、原点と比べて人間臭さは薄いというか、属性がはっきりしてらっしゃるんですよね。そこにダクヒたちが持つ光への複雑な思いはあんまり含まれてなさそうで、まぁ言い方を変えれば純粋すぎるんですよ。闇の紳士淑女というよりは、本当に圧倒的な闇側の存在。神様っぽいってのも分からなくはない。

で、御剣サキやアガムスは本当にね……
彼らを悪役として取り扱うのは不可能ですよ。アガムスは本当に色々頑張ってたけど、頑張って悪い人やろうとしてる時点で向いてないじゃないですか。ず~っと無理してた。ツルちゃんもなんか指標を失って迷走していた、って方が近いと思うし。

「チェレーザやセレブロは寄生生命体だから除外」はなんで!?
まーーでもセレブロは確かに無いです。あれはダークネスヒールではなくてただのタチの悪い生命体だし。チェレーザは……あれはあれでいいじゃん……ヒーロー適性が完璧に皆無な不定形生物がウルトラマンやろうとして全問不正解してる感じが……いや、ウルトラマンやろうとしてるからダメか。

「トリガーダークの口上には闇の深みがなくない?」的な話題もあり、それもまぁ確かにそうなんだけど、作風ってものがあるからさ!と思ったり。
とはいえその辺の構成はな~、怪しげな闇の紳士としては作られてない、って意味では確かにそうなんですよ。あのダイレクトさ、言葉の上では闇を取り扱ってるけど、ヒーローのそれだよね。

すっかり顔なじみになってるお三方は闇の紳士の古今東西ゲームに勤しんだり、記号としてのヒールを自覚して大事にしている印象。まぁダクヒサバト時空だからなんですけど。……で、そういう記号的側面からトリガーダークを見ていくと……やっぱりこれ、ダークヒーローのダーク抜きじゃない??

やっぱり独特な空間

初開催のモーニングサバトの時もそうだったんだけど、本来は既に亡くなったキャラも含めた謎時空クロスオーバー、やっぱ二次創作なんですよね。
というか渡辺邦斗さんの口からもう「これ二次創作だよね」みたいな言葉が飛び出している。

あくまで公式がお金出して制作してるブツなので、あんまり二次創作味が出すぎるとよくないのかもな~、なんていち観客として思う部分もあるんだけど、でもサバトイベントってこういうものなんだよね。
総集編番組のミニドラマコーナーに近いというか。本物の素材を使ってゆるゆるとキャラクターを動かしていく仕草が楽しい、って魅力がある。
あと、きちんとキャラクターを演じて行われる朗読劇だけでなく、役者さんが役者さんとしてどうそのキャラに向き合ってきたか、みたいな会話を聴けるのも貴重で、ヒールファンにはボーナスタイムみたいなものだったと思うんです。楽しかった!

見慣れたマグマ星人

あと前回に引き続き、今回もマグマ星人が大暴れしたりするんですが、それが外島孝一さんのマグマ星人だったのが嬉しかったですね……
もちろん今でも円谷の様々な場所でお声を耳にする機会はあるんですが、イベントでマグマ星人として出演されてるのはあんまり見なくなっていたので。なんとなーく、若いマグマ星人に代替わりしつつあるのかな?とか。実際のスケジュールは分からないけど、私はあんまり拝見出来てなかった。
でもダクヒの面々を前に頑張るなら、経験豊富な外島さんのマグマ星人を観たいわけですよ。出て来てくれてよかった~!

お写真タイムは……

ところでダクヒサバト、今年もお写真のタイムはあったんですが、私は撮ってません。明らかにまともに撮れる席ではなかったからな……
サバト会場、平坦で横長な座席配置なので、正直あんまりキャストのお顔を観れてない人も多いんじゃないかなぁと思うんですよね。私も陛下が暴れてるときのフクイデ先生ほとんど見えなかったし。
記念に残したい写真も、席によってはやっぱりまともに撮れない……し、そういう状況でスマホとかカメラとか上げ気味になってしまう人を抑制は出来ないよなぁ、と感じました。多分アンケートとかでも(前回開催時から)言われてると思うんだけど、会場がホテルの宴会場だからな~。座席に高さを出す設置物とか用意できないのかもしれないな~……

ダクヒに限らず、同会場で行われるプログラムにはどれも座席問題あったんじゃないかなぁと思います。次回の開催時には何とかなってるといいけど。


ツブコン、全体を振り返って

開催からもう何か月経ってるんだよって話なんですが!
振り返って書いてみて、やっぱツブコン楽しかったよなぁと改めて思いました。ま~2日間で4つだけのプログラム参加でしたけど、ずいぶん堪能しましたよ。会場で売られていたウルトラ万カツサンドもおいしかったし。
宿泊費とか各種チケット代とかはめっちゃ掛かりましたけど、こういう一大イベントはやっぱり定期的に行われると嬉しいですよね。次は(ちゃんと開催されたら)2025年。今からお財布の支度をしておくべきか。

ツブコン、最高!


【1日目記事】


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螺子巻ぐるり
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