メビウス調整日記【バディファイト】
こんにちはこんばんはzenlyです。
今回はメビウスのデッキについて書きます。
なお、いまだにデッキに改善の余地があると思うので随時更新していく形をとっていきます。
それではいきます。
構想
以前魔術師デッキと対戦した際、気づきました。
「そっか、追加ターンは先行2ターン目だから2回以上アタックできるのか!」
このとき、追加ターンデッキを組もうと思いました。
公式のカードリストで追加ターンをとるカードを調べて見たところ、禁止カードなやつとか条件厳しすぎるやつとか、すでに環境にいるやつとかいろいろ出てきましたが、その中で一枚、思い入れ深いやつがいました。
そう超次元 メビウスです。
こいつは僕が初めて箱買いしたミカド・エボリューションからでてきたカードでした。派手な効果に当時は目を輝かせていました。たぶんそのときと同じ感じの反応だったでしょう。彼を使ったデッキを組むことを決めました。
デッキログでメビウスを使ったレシピを調べ、採用候補カードをいろいろと吟味した結果、メビウスデッキを完成させました。
デッキ概要
ざっくりいうとメビウスで追加ターンとって追加ターンでヴァリアブルコードだして殴って勝ちます。メビウスの追加ターンには自身のソウルに3枚カードを入れる必要があるのでドロソを使ってソウルをためていきます。
調整録
〜たなオフ
このリスト(厳密にはチャージャー→ゼーナ)を100回ちょい1人回ししたとき、先行2ターン目でヴァリアブルコード着地までいける確率が75%ほど。なんと事故率25%です...。しかし運良くたなオフ当日はじゃんけん勝ちまくったりちゃんと回ってくれたりしました。先行とった試合は対タイム以外は全部勝ちました。デッキの構造上、タイムに勝つのがかなり厳しいことがわかりました。(リバースやトゥボ1枚だけでも相当痛手になる、攻撃が1回無効化される、得意とするジェネリック系統が採用候補外など)
この頃すでにあった強みは対妨害性能です。
モンスターをあまりコールしないので(しても3回以内に抑えられる)ロイヤルティがあまり刺さりません。また、全ての攻撃(連携攻撃を除く)が打撃4以下になるため、ムーンもあまり刺さりません。(プロトバリアやピットの対抗で機能してしまうことはある)バーン等で責めることもないので恩寵も効きません。10th盾系統も1枚までなら対応できる範囲であるため、相手の手札に関わらず先行取ったら勝ちを結構実現できる構成になったと思います。(なお事故率…)
また、プロトバリアによる防御やシャイニングレインによる妨害があるので、先行とられても、ワンキルを防ぐことはそこそこできるのではと考えていました。
このなかで調整したのはチャージャー
ドロソとして使えるのと、ゼーナをあまり評価していなかったのでたなオフ前日に1枚変えてみたら、縁の下の力もちって感じでデッキの回転が気持ち良くなりました。
反省点としては事故率の高さが1番の課題だと思いました。
〜小林メロンオフ&ゆるバディ(8月)
この間新たに追加したカードが何枚かあります。
中でも大きいのが布告 「決占」“Re:S”
ドロップからコールがとにかく強い。ビリーバーやライラックのコストで落としたやつをもう一回入れたり、ライバルでチャージャー落としてそれ出して星合体とか、メビウスから落としたやつ次ターンで呼び出してヴァリアブル着地とか器用な上、事故率低下に大きく貢献してくれます。ムーンが効くので過信は禁物。パンプ効果もジャネリックが入らない相手に使ったり、五角の破壊効果に対抗で使って防いだりと使えます。
またスタージャックブーストも採用。もともと採用候補だったものの、後手とった時腐るのではという理由で不採用だったものの、後手回ってくるデッキで4点以上パンチしてくるデッキがあんまりないのとあってもビリーバーreである程度回復できることから採用。けっこう機能してくれました。またプロトバリアも4枚へ。プロトバリアさえあれば勝てるというシーンが多かったのとダブってもプロトバリアが手札にある時は大体勝ってるという理由で増量。中途半端な除去耐性はあんまり意味がないと思いゼーナとドラグアームズピットは不採用へ。ヴァリアブルコードもダブった時ガチでウザいのとライバル+決占で呼び出せるため1枚減らしました。よりデッキの回転率をあげるようなリストになりました。
このリストで1人回しを100回した結果、追加ターンを取った上でヴァリアブルコード着地までいったのが86回、ヴァリアブルコードは着地しなかったがリーサルまで届いた(メビウス4点2回と何かしらで2点)のが5回、どちらもできなかったガチ事故が9回という結果だった。先手とって妨害なかったら91%で勝って、防御札等あっても魔法無効抱えてターンエンドが86%だったらそこそこ強いのではと思う。
~Re:混沌祭 第10回
ついにメインアタッカーが変更
ヴァリアブルコードはクビになりバルソレイユが後任として入りました。
もともとヴァリアブルコードをアタッカーとして採用していた理由は
・打撃力が4(になる)
・3回攻撃(以上)
・最低限壁としての機能を果たせる
という理由がありましたが、バルソレイユはそれらを全て満たしています。なんなら壁としての性能はヴァリアブルコードより高く、盤面が1体しかいなくてもコールできます。センターをこじ開ける効果があるのでドロップ送りやソウル抜きの耐性がないセンター籠城系のデッキへの後手まくりも見れるようになりました。(そんなデッキあんまりないけど)
混沌祭の試合では手札がガーベルアンカー1、バルソレイユ1、シャイニングレイン2、その他有象無象みたいな手札の時、ガーベルアンカーを下敷きにバルソレイユコール。魔法無効3枚体制で相手にターンを渡して相手の魔法を全部無効化してターンをもらい、勝ったという試合がありました。この勝ち方はヴァリアブルコードにはできない勝ち方なので、バルソレイユに変えた意味が確実にあったなと感じた。
バルソレイユの優秀な点は自動能力を持たないという点もあります。
ヴァリアブルコードはお互いのアタックフェイズ開始時と初攻撃時に自動能力が発動するため、そこに対抗を撃たれるとその無効化ができませんでしたが、バルソレイユは自身が持っている自動能力がないため、あえてタイトルを撃たないことにより自動能力をなくし、相手にフリータイミングで対抗を撃つことが強要できます。それらはすべてガーベルアンカーで無効化できるため、対抗の無力化精度が上がったのではと感じる。
~星竜祭&ゆるバディ(11月)
ついにロストを採用
ロストを採用する理由としてはデッキパワーがどうしても低いため、現状のデッキのみでは対処できなくなった盤面などを崩す目的がある。ただこの目的に対してのロストの構築がまだ定まっていないため要調整(そのため現段階でのロストの公開は意味がないので割愛。)
また、受け札(フェイズシールドチェイン、プリズムガーディアン)が不採用へ
フェイズシールドチェイン不採用理由はバルソレイユの防御力17000を意外と超えにくく、連携攻撃をした結果攻撃回数がそもそも少なくなるデッキがそこそこいたのと、バルソレイユが解体されても生き残れさえすれば、最悪ロストになれば勝てるという新たなルートができたからです。ただロストがまだ定まっていないためこれに関してはなんとも…。最悪1体目が破壊されても2体目を出せなくもないというのも大きい。
フェイズシールドチェイン不採用の理由はバルソレイユの軽減効果が強すぎるから
もともとバーンで攻めるような対面や怪盗などをメタるために採用していたのですが、バルソレイユの軽減が入るとそれらはほとんどなくなるのでなくてもいいなと思いました。
それらを抜いた代わりに採用したのがバディファイト “the 10th anniversary”
シャイニングレインやプロトバリアなどといった相手の先行ワンキルを受け止めるための札をより引き込みやすくしたり、バフ効果で打撃力マイナスする魔法にあらがったり、足りない打点を補強したりなど器用に動いてくれます。
アイリスライラックも1枚増加
代わりにスタージャックブーストが不採用となりました。コストこそあれど、ライラックの方が強いのとゲージが増えてバルソレイユを使いやすくなるため変更
カード解説
前回呪竜で全カード解説してたらクソ大変だったので解説する必要ないカード(メビウスとかバディポリスオーダーとか)を除いて、なんでこいつおるんやってなりそうなのとか、こだわりがあるやつとかの解説をします。
プリズムガーディアン
効果ダメとか怪盗対策。ちゃんとヴァリアブルコード倒してからこっちきてください。
フェイズシールドチェイン
結局ヴァリアブルだけでは限界があるのでヴァリアブルを壁にしつつこれ撃ってターンもらいます。超戦士とかは知らない
デブリスィーパー、トリプルバスター
メタカード枠。トリプルバスターは手札から直接入るのも優秀。状況に応じてソウルにぶち込みましょう。
デッキの回し方
1ターン目
がんばってメビウスのソウルを3枚ためます。シャドウスキアー+プロトバリアとかすると一瞬で3枚たまります。このとき、相手のメタカードを予測して対応できる札を早めにいれることで相手の対抗札を早めに切らせてその後の選択肢を増やすことが大切です。(タイムならオクト対策でガイアファング、マジックWならソロモンre対策でトリプルバスターorミライパレットなど)そのため、メビウスを2枚抱えることはけっこうやります。早めに対抗札を切らせることで2体目のメビウスを立てたり、1ターン目からヴァリアブルコードを立てるプランに移行したりしやすくなります。1ターン目にメビウスを立てられそうにないときにヴァリアブルコードをだすプランがあります。できるだけガーベルアンカーやメタ系ドラグアームズを入れてターンをもらう準備をすると強いです。
2ターン目
全力でヴァリアブルコードを立てます。一応メビウス(タイトルのパンプあり)+横2点で相手の盾がなかったら勝てたりもしますが最終手段ぐらいで覚えときましょう。特に意味がないならヴァリアブルコードにデブリスィーパーを入れないほうがいいです。無駄な対抗タイミングが増えるので。ヴァリアブルコードがたったらひたすら殴りましょう。概ね勝てます。
まとめ
防御札を乗り越えやすい1キル性能のかなり高いデッキです。楽しいのでぜひ使ってみてください。かなりてきとうに書いたんで気になることがあったらぜひTwitter(@zenly_gachirobo)までDMしてください。よろこんでお答えします。それでは。
更新履歴
2024/08/19 記事公開
2024/09/05 加筆(事故率検証の結果記載)
2024/11/05 加筆(レシピ更新とそれらの理由)