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辰年辰月辰日 (日記として)

アナトール・フランスの名言のnote記事を共有させて頂きました。ありがとうございます。

自分語りの前に「辰年辰月辰日」について記しておきます。

今日は龍神の意思表示の日と聞きました。

今日4月10日は、干支(えと:宇宙の1周を60という数字で考え、その数が持つ性質を聖霊と動物の名称の組み合わせで数が持つ性質を表現した。その動物の性質は、意外な真理を突く不思議がある)

今日[2024年4月10日(水)]の干支の
 年干支、月干支、日干支はずばり、
【甲辰】 ・戊【辰】・【甲辰】 辰の3重複

今日は、龍(辰)の性質が、年でも月でも日でも、強く出るという龍神の日。日本列島は、太平洋に飛び込んだ龍だと言われることがあります。龍神が日本列島の停滞する空気感をどうか”禊祓い給え”と願ってやみません。

そして明治25(1892)年3月1日も辰年辰月辰日で、
芥川龍之介が生まれた日の干支は今日と同じでした。

昨日note記事を拝見し、アナトール・フランスと芥川龍之介を思い出した翌日の干支が辰年辰月辰日という奇遇に驚き、
昨日4/9は昭憲皇太后没後110年の為、東京の明治神宮に天皇皇后両陛下、上皇ご夫妻、秋篠宮ご夫妻が、4/10には愛子内親王が参拝したことで、明治時代にもつながる報道が出たことも、今の時代の流れや集団的無意識が顕れたものとして見ることが出来るのではないでしょうか。

アナトール・フランスの本を翻訳した芥川龍之介。
先日以前住んでいた東京都北区にある飛鳥山公園へ桜を見に行き、
芥川龍之介の終の棲家となったのは北区田端の邸宅だった事も思い出していました。

こうなるのもご縁。
自分の高校時代から続く、変わり者人生の原点となった考えとその後の姿勢は芥川龍之介が起点であり、改めて照らし合わせることが今日の課題なのだろうと思いました。このきっかけを得たことで明日の私が好転する気がしています。

少し詩的な表現を使って書くならば、
現代の日本は、明治時代と同じくらいに激動を伴った社会となり、国家の運営を担う立場の人々も激流に飲み込まれる程の状況ではあります。
そしてアナトール・フランス、特に芥川龍之介の様に高い知性と強い自意識をもって超然としていても土台とした価値観の意味さえ薄れて弱る可能性を内包し、薄れさせない為には社会の激流と濁流から離れすぎても都合が悪く、「生存の欲求」を朝夕に忘れることなく強く自覚する事が肝心なのでしょう。そうしなければ自分が歩む速度に「ぼんやりした不安」が追い付いてしまいますから。
激流と濁流の中で手を繋いで進むのか?岸から崖を登り山の上から飛び立って「風の時代」に相応しく大きな世界を確認しつつ時折地上に降りて仲間と共に次の一手を創造するのか??
これらは自分次第なのでしょう。
もちろん繋がる事をけして忘れずに。

追伸
芥川龍之介の親友である恒藤恭の著書「国際法・国際政治・法哲学」そして弟子である加古祐二郎の日記、それぞれを日々少しずつ拝読中。現代は批准した国際法の遵守が憲法の規定を凌駕する可能性を全否定できない点を論する書籍や文章が必要と私には思われ、それを探していたところ恒藤恭がこの本に記した国際法に関する当時の情勢はいま出会っておくべき歴史的な資料かもしれないと妙に焦る気持ちになるのです。