見出し画像

百鬼夜行 vol.6 開催報告

- はじめに.

2023年5月13日(土)、『ZENKI 百鬼夜行 vol.6』を東京にて開催しました。
参加者ならびにスポンサーの皆さま、本当にありがとうございました。

今回の百鬼夜行は、様々な面でこれまでとは違う、挑戦の会となりました。結果的には、参加者の皆さんのおかげさまで、とても素敵な空気感をつくり出すことができたと感じています。そして、反省すべき点もありつつ、たくさんの気付きを得ることができました。

当日の記録を書き留めたいと思います。
宜しければご一読ください!

- 百鬼夜行 vol.6 備忘録.

◉ 旅のしおりはこちら

百鬼夜行 vol.6 旅のしおり

◉ 平将門と神田明神

大己貴命(おおなむちのみこと・別名「だいこく様」)、少彦名命(すくなびこなのみこと・別名「えびす様」)、そして平将門命(たいらのまさかどのみこと)の3柱をお祀りする、神田明神。
* 神様は「柱」と数える。

この中でも、武士の先駆けであり、「鬼」と呼ばれた平将門は、神田明神の起源ともいえる存在です。詳細は、こちらの記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

「神」そして「鬼」をブランドの中核に置いているZENKIとしては、訪れないわけにはいかない!ということで、今回の舞台は神田明神です。

神田明神(正式名称は「神田神社」)

◉ 神田祭

2023年5月13日は、神田祭の開催日。
日本三大祭の一つであり、「天下祭」とも言われるほどの大きなお祭りです。
数日間にわたって開催される神田祭ですが、この日は最も盛大な神事「神幸祭」が行われており、加えて4年ぶりの開催ということで、非常に賑わうことが予想されました。

◉ まずはアイスブレイクから

神田明神近くの公園でアイスブレイクタイム

今回の百鬼夜行は、これまでと違う点が大きく3点ありました。

① 約30名と参加人数が圧倒的に多い(今までは5〜10名)
② お子さまが多数参加される
③ 大混雑している場所に行く

今までは小規模開催、かつ人の少ない場所に、大人だけでいくイベントだったのに対して、上記のように、運営の難易度が爆上がっている状況です(非常にありがたいことです…!)。

ということで、参加者の皆さんのご協力がない限りイベントの成功はないと考え、「3つのミッション」と「1つのお願い」をお伝えさせていただきました。

[3つのミッション]
・迷子を作らない
・見て感じたことを、自分のフィルターを通して人につたえる
・人にやさしく

[1つのお願い]
・写真を撮って全員のLINEグループで共有してほしい

初めましての方々がほとんどだったので、簡単な他己紹介も行い、百鬼夜行がスタートしました!

◉ 神田明神の境内へ移動

境内に近づくにつれ、人、人、人…!
そして、連なる屋台の誘惑。子どもは綿あめに、大人はビールに一直線。
スタート早々、すでに「迷子を作らない」がほぼ無理な状況に。笑

ということで、30分のフリータイムを設け、まずは思い思いお祭りを楽しんでいただくことにしました。

フリータイムスタート
初めましてからの、乾杯
綿あめゲット
お祭りといえばたこ焼き
球当てゲームに釘付け
ビール片手に話が弾む

◉ 町全体で行われる神田祭

神田祭は、神田明神の境内だけでなく、秋葉原・日本橋周辺エリア全体で行われます。特に「神幸祭」は、数千人規模の行列が町を練り歩く、ビッグイベント!
再集合した後は、我々も行列を目指して町に繰り出すことに。

そして境内を出た瞬間、神輿宮入の大群に遭遇。第二次迷子危機発生。

神田祭名物「神輿宮入」
身動きがと取れないほどの人混み

途中はぐれながらも連絡を取り合い、なんとか迷子の危機を脱して、無事全員揃って観覧スポット「日本橋三越前」を目指します。

全員で歩いて目的地へ向かう
パワーあふれる子どもたち

ここで、問題発生。
スケジュールが押していたことと、道案内係・大塚の絶望的な方向音痴アテンドにより、当初予定していた観覧スポット「日本橋三越前」をすでに行列が通り過ぎてしまったことが発覚。

急遽予定を変更して、神田駅付近で待ち伏せることに。
これが功を奏し、見事行列に出会うことができました!

絢爛豪華な大行列
神様を乗せた神輿

神幸祭の行列を観覧し、ここで百鬼夜行 -昼の部- は終了。
ハプニングはありながらも、無事最後まで迷子を出すことなく、イベントを終えることができました。

昼の部終了、夜の部へ移動

◉ 夜の部は宴会

場所を移して夜の部へ。
夜から参加される方もいらっしゃり、改めて仕切り直して乾杯!
思い思いの会話に花を咲かせます。

会話とお酒が進む
参加者ガンジーさんによるインドレクチャー

年代もばらばら、まったく異なる背景を持つ人たちが一つの場所に集まり、それぞれの熱をぶつけ合って、新たな種が生まれる。
毎度のことですが、これこそが、あえてオフラインで開催し続けている百鬼夜行の醍醐味だなと、改めて感じる瞬間でした。

- おわりに.

このようにして、過去最高難易度だった今回の百鬼夜行を、なんとか完遂することができました。

この高難易度の状況に適応すべく、戦略を持って挑んだのはもちろんです(詳しくはFacebookコミュニティページで松本が解説しています)。
しかし結果的に、とても温かく平和で、素敵な空気感を生み出すことができたのは、参加者の皆さんのご協力と互助、思いやりと気配りによって成し得たことだと思います。

改めて、一緒にイベントをつくり上げてくださり、本当にありがとうございました。

そして、開催にあたりご支援くださったスポンサーの皆さんにも、心から感謝申し上げます。正直なところ、毎月全国各地で旅イベントを開催するというのは、時間的にも精神的にも楽なものではありませんが、ZENKIの思想に共感してくださる皆さんの存在は、金銭面だけでなく、精神面でも我々の大きな支えとなっています。

そして、やると決めたからには、今年一年間は最後まで駆け抜けたいと思います!

次回は、2023年6月17日-18日、和歌山「熊野古道」にて開催します。
神々の息吹が根付き、古代から人々の信仰を集める、神聖な場所です。
ご興味ある方は、ぜひご連絡ください!