第4回単独ライブありがとうございました!
どうも茜250cc善家です。
先日の第4回単独ライブ「GAME」ご来場いただいた方、また配信で見てくださった方、本当にありがとうございました!
皆様のおかげで無事楽しくやり切ることが出来ました。単独ライブの準備期間はネタは勿論のこと、相方、企画、台本、そしてチケットの売れ行きなど沢山の事と睨めっこになるので頭が何個あっても足りないくらいに疲れるのですが、当日足を運んでくださった方々の暖かい拍手と笑い声を聞いて「やってよかった」「また絶対やろう」とポジティブな気持ちだけが残りました。
今回は特に自分感覚ですが公演中の60分が楽しかったのと、皆様の暖かさをすごく感じたのでエンディングで自然に「それでは第5回の単独でお会いしましょう」という言葉が出ました。
いつもなら単独が終わるとぐで〜とソファに座って「疲れたー」と言うのが恒例なのですが、今回は単独が終わってからすぐに相方と「次はコント増やしても良いな」「あのネタのあの部分はこうしたらもっと良くなりそう」など"疲れた"よりも先に未来の話をしていたのが印象的です。
あ、嘘です。いま思い出しました。単独終わってすぐに相方と喋ったことは「"アーイ"めっちゃ滑ってたなあ」でした。申し訳ございません。
何はともあれ、次回も必ず開催しますので、その際も来てくれたらハッピーです。
たぶん春ぐらいかな?
さて、今回は単独の前日にYouTubeで公開した曲と、OPVのラップの解説を書こうと思います。
1.Award Tour(単独ライブ前日Remix)
まずは単独ライブ前日にYouTubeとSound Cloudにて公開した「善家/Award Tour(単独ライブ前日Remix)について書きます。
今回の曲はタイトルと上記のリミックスの意味の通り、Award Tourという曲のリミックスです。
元曲となったのはこちらのPUNPEE氏のAward Tourという曲です。
なぜこの曲のリミックスをしようと思ったのかというと理由は2つ。
ひとつめは「単独ライブ準備期間に1番聞いていた曲」だから。
もう一つは「今回の単独ライブのタイトルをつけたきっかけの曲」だからです。
単独のタイトル「GAME」の話になりますが、こちらのPUNPEE氏 のAward Tourが収録されているEP「Return of The Sofakingdom」のリリースツアーをZepp Osaka Baisideに見に行った際。
PUNPEE氏が「最近"PUNPEE"というキャラを自分自身という認識ではなく、"PUNPEE"はmp3の世界の人物、キャラであると考えている。」といったニュアンスの発言をしていて(うろ覚えすまん)
何かそこにすごく共感したんですよね。
僕は善家一将(本名)であり、茜250ccの善家カズマサです。ネタを考えているのは善家一将ですけどそのとき頭の中で動いているのは善家カズマサなんですよね。
そこにすごく共感したのと、単独ライブは劇場で起こるリアルな出来事かつたくさんの芸人がやってることなんですけど、僕みたいな芸人にとっては光栄な舞台で、でもあまりにその光栄さから来るプレッシャーで縮こまった事をしてしまいそうだったので「GAMEの世界のこと」と思えば色んなことが思い切って出来るかなあとか思って「GAME」にしました。(長々すみません)
まあこんな理由でAward Tourのリミックスを作ろうとなりました。
PUNPEE氏のAward Tourは目覚まし時計を止めて拍手喝采のところから曲が始まりますが、リミックスでは目覚まし時計を止めて爆笑の声が聞こえるところから曲を始めました。
P氏のAward Tourの歌詞はこちら。
前半はこちらの歌詞に沿いながら書き換え、後半はなんとなくその時の雰囲気で書きました。
言い訳から始まって酒タバコに逃げてますね。
なんなんだこいつ。
という感じで曲を作り始めたときには思いもよらなかった歌詞の仕上がりになりましたがこれも単独前のリアルだと思ってそのまま投稿しました。
本当はフルでリミックスを作りたくて、フックも2バース目も書き切っていたのですが最近マンションの問題でレコーディングができない時間が多々ありまして、(隣人に気を遣うしね)1バースだけの投稿になりました。(引越し検討中)
僕の心の中のISSUGIは果たして誰だったのか?適当に想像してみて下さい。
P氏の元曲と今回のリミックスを聴き比べてみて、
「いや善家はん。元曲とちょっとトラック違いますやん?」と思った方、素晴らしい耳をお待ちです。
ここからはトラックの解説をしたいと思います。
そもそもP氏のAward Tourのトラックには元ネタがあるんですよね。
こちらの元ネタをサンプリングしてあのトラックになっています。
この元ネタは王道ネタで他にもこの曲をサンプリングした曲は多々あります。
例えば
こちらの曲もそうですね。
僕はP氏のAward Tourのトラックを持ってなかったのですが、こちらのKEN THE 390氏のH.I.Pのトラックを、MPCで打ち直したビートを持っていたので(過去の自分お手柄)こちらを使用しました。
ただ作った経緯とリリックを引用させていただいたのでAward Tourリミックスということにしました。
ちなみにP氏のAward Tourですが、タイトルはこちらの曲から引用してるかも?
サンプリングが根底のヒップホップ文化。1曲知るとたくさんの曲を知れるのがヒップホップの楽しいところですよね。
もし今後気になる曲と出会った際、色々Digってみると楽しいです。
以上がAward Tourリミックスの話でした。
2.単独のOPVのラップ
次に単独ライブ本番のOPVの話について。
今回も我々のYouTubeチャンネルも一緒にしている、國島大先生に動画はすべてお任せしました。
んーーー!最高っー!!!!
僕らの単独史上一番のOPVになりました!!
國島さんありがとうございます!
あまりにクオリティが高いので、年始の上方漫才協会大賞で映像特別賞を國島さんにあげてほしいくらいです。
ただ余りに動画のクオリティが高すぎて、今回あまり曲を褒められてないのですが(?)
曲も褒めていただけたら幸いです。
歌詞はこちら。
今回の歌詞はメタファー的要素は少なく、直接的な歌詞になりました。
國島さんと映像をどんな感じにするかの話し合いで、「2人がGAMEの世界に行ってー、あのー、なんていうかなー。色んなゲームのオマージュ的なイラストでー。んー。ああ、俺らが学生ぐらいのときのニコ動のMAD的な感じ!」と言うとすぐに伝わりました。僕も國島さんも大分ナードなので。
あの時代のニコ動とかフラッシュ動画とかその感じを意識しました。
カット割りで國島さんが「現実の世界も少し映したい」と言っていたのでその感じはこちらを参考にしました。
この映像の序盤の感じを意識したので、歌詞もサンプリングさせていただきました。
おこがましいですが、250Lvから成長していきたいです。
歌詞で2playersという言い方をしたのは僕の過去の曲からです。
とまぁ、「GAME」というタイトルをつけた意味、AwardTourリミックスでの歌詞、色んなものを経てこの単独OPVの歌詞になりました。
これから開催する単独ライブも、OPのラップと映像はこだわって作っていきますので毎回期待していただけたらありがたいです。
おわり
以上が単独ライブの曲にまつわるお話でした!
単独終わってすぐ書き始めたのですがすごく長くなってしまって更新が遅くなりました。
最後になりますがみなさまのおかげで最高の単独ライブになりました!
次回は今回よりも成長した姿を見せれるよう頑張ります!!
そして歌詞にある通り、年末に向けてこれからの戦いも気合いいれてがんばります!
それではまたお会いしましょう。
アーーーイ
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