ヤバイ!衝撃開封!「火の鳥鳳凰編」生原稿の破壊力は尋常じゃなかった!
今回は開封動画をお届けします。
正直こんな開封動画の需要があるのかも
さっぱり分かりませんが(笑)
今回はボクにとってもちょっと特別なので
動画を録ってみようと思ったわけであります。
さぁそんな特別なものは何かと申しますと…
こちら!
復刊ドットコム創立20周年特別企画
『火の鳥』「鳳凰編」漫画原稿再生叢書でございます。
漫画原稿再生叢書とは
“読める複製原画”と謳った、
現存する生原稿を原寸で印刷・製本した特装本のシリーズのことです。
読める複製原画と謳っているだけあって
その衝撃たるやハンパじゃなかったです!
マジで!
よく美術館とかに絵画飾ってありますがあれの生原稿版で
しかも普通にマンガになっているというとんでもない代物。
さぁ…いざオープンしてみますと…
一発目から天を衝く衝撃!
なんなんだこれは!
な、生原稿が…巨匠の生原稿が目の前にあるぅぅぅぅ
しかも原寸大ですよ。↑こんな画像じゃ全く臨場感が伝わりません。
本物めちゃくちゃデカイ!
ま・さ・に・あ、圧倒的!!!!!!!
ビビる!マジで!
はい!
文字でこんなん伝わりますかい!
ぜひぜひ動画でご覧ください
動画でも伝わりにくい…
とにかくすごいんですって!
実際の原稿に近い用紙に、
原稿の風合を再生すべく全ページをカラー印刷!
紙が曲がらずにすむよう、ノド側を180度開けるコデックス装で製本だから
折り曲げずに読めます。じっくり見れます!
とにかく、とにかく素晴らしい出来だった
復刊ドットコムさんいい仕事してます。
そんな凄まじい漫画原稿再生叢書
日本漫画史の重要な資料ともいえる複製に選ばれた作品が
天才手塚治虫の『火の鳥』で
しかも全エピソードのなかでも特に根強いファンを持ち、
高い評価を得ている「鳳凰編」ときたらもう悶絶。
死にます!
この「鳳凰編」というのは雑誌「COM」に連載されていたもので
新しいタイプの漫画作品、新しい描き手たちの発表の場として
漫画の表現を進化させる貴重な雑誌でした。
なんせコピーが「まんがエリートのためのマンガ」ですからね。
まんが読むのにエリートってあるんかい!って感じですけど
当時はまだまだマンガの市民権はなく
「マンガなんて子供の読み物」としか思われていない時代
むしろ教育には不適正と思われ迫害の対象ですらあった時代に
描かれたものです。
そんな逆風の中に発行されたこの雑誌「COM」は
手塚先生が作った雑誌なので、
編集の意向とかそんなん一切なし!
世の中の形式も一切ムシ!
自分の描きたいことを思いっきり表現できる最高の場だったんです。
なので、この火の鳥はエグイですよ。
もう手塚治虫全開の超絶なマンガとなっております。
はっきりいってマンガの市民権を得ていない時代に
これほどまでに難解なマンガを描いていた手塚治虫はもはや変態です!
「鳳凰編」といえばシリーズ全体を通して見ても、
特に完成度の高い傑作ですし
なにより日本漫画史においても頂点に君臨しているといっても過言ではないくらい評価の高いマンガです、
日本漫画史上不滅の最高傑作
マンガを超えたマンガ、ベストオブマンガ
もう分けわかりませんけど
とにかくすごいマンガとだけ思ってもらえればいいです。
そんな火の鳥「鳳凰編」の「読める複製原画」
とにかく凄まじかった!
これは原稿から迸る手塚先生の生の鼓動、息遣いを
複製原画から感じた方じゃないと分からないと思いますね。
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