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手塚治虫「火の鳥」でスタメン組んでみた!
今回は「火の鳥W杯」をお届けいたします。
東京オリンピックなんだかんだ盛り上がりましたね。
やはり日の丸を背負うということのプライド
国を代表して世界と戦うという姿いいですよね。
自然と胸躍ります。
…という訳で今回は勝手に
「火の鳥」シリーズでスターティングラインナップを組んでみようという
非常にくだらない企画をやってみようと思った次第であります。
野球の侍ジャパンが金メダルとりましたので
野球で打線組んでみようと思ったんですが
火の鳥シリーズがちょうど12編あり
サッカーの11人とちょうどいい具合なので
サッカーのスタメンを火の鳥で組んでみました。
実際のサッカーは惜しくもメダルならずの4位でしたが
その悔しさをこのスタメンで雪辱を晴らしたいと思いますので
ぜひ最後までお付き合いください(笑)
今回の動画は「火の鳥」ファンの方ですら
何言ってるか訳わかんない動画になると思いますが
どうか手塚好きのただの戯れと思い優しい目で見て頂けますと幸いです
(では動画をどうぞ)
それで本編行ってみましょう。
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まず今回の概要をお伝えしておきますと…
単純に「火の鳥」という作品を選手に見立てて
ベストメンバーを組んだらどうなるのかというのを
サッカーをベースにして遊んでみた企画であります。
火の鳥はおろかサッカーを知らない方にとってはもはや何言ってるのか意味不明の企画になりますので今すぐ退出なさった方が身のためです、
はっきり言って時間のムダになると思いますので
どうか有意義な時間をお過ごしくださいませ~。
事前予習でこちらもどうぞ。
ではスタ-ティングラインナップ発表いきましょう。
採用フォーメーションは「4-2-3-1」で
ライン間をコンパクトにして攻守のバランスが整った布陣で臨みます
まずは「GK」の発表です
キーパーに必要な最終ラインからのビルドアップ
ボールロスト後のハイプレスも機能させるとなると
これはやっぱり「乱世編」ですかね。
作風自体も変態的な手塚イズムも薄く縦横無尽に走り回るというより
どっしりと構えて物語を進めていくという立ち位置ですし
作中で唯一「火の鳥」を「火焔鳥」と名称が異なっているのも
他のプレイヤーと一線を画していると言えるので
キーパーは「乱世編」で間違いないかと。
では続いてDFの発表です
4-2-3-1システムだと両サイドが思う存分駆け上がれるので両サイドの配置はポイントになってきます。
ここはひとつ右サイドには「宇宙編」行きたいですね。
冒頭からのトップスピードはピカイチですし、コマ割りも世界屈指のレベル
このコマ割りだけで客呼べますからね。ほんと。
あとはラストの変態度というトリッキーさも際立っていますので相手ディフィエンスも相当翻弄されると思います。
即時奪還速攻を高い次元でこなせる究極のサイドバックですから
世界に誇るワールドクラスのサイドと言っても過言ではないでしょう。
続いて逆サイドの左には「異形編」行きましょうか
これのキレ味もハンパないですよ。
男女の性別と時空を超えた破壊的なキレ味ですからね。
「宇宙編」とのコンビネーション
この両サイドバックの異次元のスピードは相手にとっては脅威になること間違いないでしょう。世界中のディフェンスをぶっちぎるだけの瞬発力ありますよこのコンビは。マジで。
ただ…左の「異形編」はスタミナがちょっとないんでね(笑)
すぐ終わっちゃいますからね。
インパクトは大きいんですけど短い。
あとは30年後の自分に殺され続けるという
かなり自虐的なところがあるんでメンタル面の強化が課題ですよね
技術面は申し分ないんですが
スタミナ不足とメンタルは弱点になってくるのは間違いありません。
ここはコンビネーションとスピードで補っていきたいですね。
続いて
センターバックですが
ここはベテランの「黎明編」行きましょう。
スタメンの中で最古参の重鎮として
ラインの統率、まとめあげることが彼の仕事です。
泥臭いまでの初期衝動と荒々しさ、そして圧倒的なスケール感
火の鳥ジャパンのまさに黎明期を象徴するような本作
すべての始まりと言える存在感はまさに火の鳥の象徴と言えますね。
しっかりとこのチームを統率していって欲しいと思います。
続いて「黎明編」と連携を組む相方は「ヤマト編」でしょう。
ここはもう師弟関係にある間柄ですからね。
同じカンテラ出身として相性もいいですし
直接的に関わりのある作品ですからね。
年齢的には「黎明編」とは親子ほどの年の差が離れているんですけど
非常に堅実かつダイナミックな連携が期待できるのではと思います。
これで大きな懸念材料は今のところ見当たらない素晴らしいディフェンスラインが期待できますので、ぜひとも世界の圧倒的な攻撃陣を封殺してほしいものであります。
さぁ続いて注目のMFいきましょう。
4-2-3-1システムなのでアンカーを2枚配置した布陣で臨みます。
最初の1枚はもう「太陽編」でしょう。
過去と未来との両方を高い次元で併せ持っている万能選手ですからね。
1000年を超えるスケール感と仏教という
既存の価値観を真逆から捉える視野の広さ
まさに攻守両面においてハイクオリティな存在を担ってくれる期待の選手であります。
そしてコンビとなるのは「生命編」を配置しましょう。
「生命編」と言えばクローン技術という
最も現代社会に近いスタイルの選手ですがここでは
「太陽編」のスキルを最大限に発揮できるように潰し屋として
その廻りをしっかり刈り取ってもらう汚れ役をやってもらうスタイルがベストだと思います。
非常にモダンかつクレバーな選手なので
単に力技に頼らないコンビプレーが期待できます。
そして中盤の三角形の上、
攻守の要とも言える位置には司令塔「未来編」ですね。
人気実力共に「火の鳥」を代表するスーパースター「未来編」
「火の鳥」とは何たるかを如実に語る圧倒的な存在感
ミドルレンジからも強烈に射貫く意外性そしてインテリジェンス
繰り出される技術、発想、展開どれも世界レベル
というか一人だけ別次元のまさにスペシャルワンと言える存在です
完全にこのチームの頭脳ですから「未来編」の出来如何によってゲームの行方を左右されると言っても過言ではないくらい影響力がありますから
この「未来編」が如何に最大限のベストパフォーマンスが出せるかという
フォーメーションとメンバー編成になっているので
まさに火の鳥ジャパンの心臓、象徴と言える存在ですね。
そして続いて両翼の右サイドには「復活編」を配置しましょう。
まさにAIの申し子とも言える正確無比なピンポイントクロスの精度
一瞬を切り裂くカウンターのキレ味は
まさに相手にとって驚異となるでしょうね
サイドバックの「宇宙編」とのコンビネーションも抜群で
この「宇宙編」と「復活編」の右サイドは猛烈な推進力があります。
これは我ながら恐ろしい布陣になったと思います。
相手もめちゃくちゃビビるんじゃないですか世界でも最高峰の右サイドの
コンビネーション誕生であります。
そして反対の左サイドには「鳳凰編」。
これは攻撃面において最大のサプライズといえるでしょう。
手塚監督の最高傑作とも呼び声高い本作をあえて左サイドに配置
これはあえて敵のマークを外しボールをフリーで受けるためにサイドへ逃がしている戦術ですね。
能力は申し分なし、あとはどれだけ自由にプレーできるかがカギですから
この位置で縦横無尽にその能力を発揮してほしいという狙いがあります。
ただ破壊力はチーム屈指ですが序盤のやさぐれ感はハンパないですから
我王の前半のモチベーションがちょっと心配ではあります(笑)
でも後半の畳みかけとラストに至る到達感は神業的なので
後半の戦況を変えたいときなどここ一番では彼の存在はチームにとって絶対に必要なピースです。
なにより司令塔の「未来編」とのコンビネーションが炸裂すれば
世界は間違いなく震えます。
こんな逸材が日本に眠ってたのかともう腰抜かすと思いますよ。
そして最後はCF「望郷編」ですね。
かなり危険な采配ではありますが「生きる」という生存本能にかけてはピカイチですからね。
倫理観を無視した猛烈な闘争本能は他を寄せ付けない迫力があります。
「人間とはなんなのか」「種の繁栄とはなんなのか」を究極にまで
問い詰めた火の鳥の中でも最も狂暴な爆裂作です。
この危険な暴走野郎を最前線に配置ですからね。
とにかくこれまで日本にはなかったスタイルなので
日本をお行儀良いスタイルだと思ってる人には度肝抜かれるのではないでしょうか。
そしてベンチには「羽衣編」
一度は選手生命を絶たれるほどの深手を負いながらも復活してきた曰く作
しかし如何せん体力がないんですよね。
そして一方向しか見えないという視野の狭さが弱点でもあります。
まぁ能力的にベンチはしょうがないかなと…
ぜひスーパーサブ的に戦況の流れを変える一撃を期待しております。
…というわけで火の鳥スタメンを発表致しました。
なかなかに強力な布陣になったのではないでしょうか。
ダイナミックなボールポゼッションによるゲーム支配
世界的に見てもこれほどの世界観を持った支配力は
見たことがないと思います。
強烈な個性が絡み合いながらも組織力と想像性が融合して
ひとつのチームとしてまとまっているのは
十分に世界を驚かせるポテンシャルを秘めていると言えます。
そんな個性的な輩たちを統率し
最高のチームに仕立て上げた監督のご紹介です
それはもちろん「手塚治虫監督」であります。
過去の実績から見ても並ぶ者がいないくらい
圧倒的な結果を出している名監督。
影響力でいえば過去多くの門下生を輩出しており
知識と教養においては異次元のキャパシティを誇るレジェンドでもあります。
引き出しの豊富さはまさに業界随一、あらゆる戦術を網羅した天才
スキのなさという点においては
右に出るものがいないくらい完璧主義な戦術家であり
日本が世界に誇る天才アーティストであります。
そんな天才監督でも、あえて綻びがあるとすれば…
すぐに他の仕事と掛け持ちするんで監督業に専念させないととんでもないことになっちゃうところですかね(笑)
あとは新人監督の才能に嫉妬して
同じ戦術をマネするというクセがあるんでそこも注意ですね。
あとミリ単位で修正しようとする完璧主義者なので
どこかで区切らないと永遠にこだわり続けて周囲のスタッフを地獄に突き落とすと言う暴走癖もあるのでこれも注意が必要です。
(手塚治虫の暴走壁が読めるマンガ)
戦術については
基本は王道路線ですけど昆虫とエロが大好きなんで
たまに誰もついていけないようなヤバイ戦術を繰り出すということもやらかします。
「手塚治虫」という名前がすでに戦術そのものというのもあって
高い完成度を誇る一方で、研究され尽くされて
その実績を破壊されてきた歴史もあるので
そこはちょっと注意が必要ですね。
…というわけで今回は「火の鳥W杯」スタメン発表をお送りいたしました。
完全遊び企画ですのでちょっとした息抜きとして楽しんでいただければと思います。
遊び企画なのにいつもより長くなってしまい申し訳ありません。
ちょっとはしゃぎすぎ過ぎましたかね、
という訳でここら辺でおいとまさせて頂きます。
今回は貴重なお時間頂き大変恐縮でございます
このチャンネルでは手塚治虫関連情報を偏って配信している番組であります。
いつもは作品紹介やっておりますので興味のある方は
見逃さないためにもチャンネル登録のほどお願いします。
なかなか最近は更新できておりませんけども
皆さんからいただきましたコメント必ず目を通しております。
沢山の応援メッセージ
大変励みになっております。ありがとうございます。
継続してより良い情報を配信して参りますので
ぜひともご贔屓ほどよろしくお願いいたします。
それでは最後までご覧くださりありがとうございます