見出し画像

“漫画家”として初「ちばてつや」さんに文化勲章

2024年10月24日漫画家のちばてつやさん(85)が漫画家としては初の文化勲章に選ばれたそうです。

いや~実に素晴らしいことです。
そのときのコメントが超絶に素晴らしいのでご紹介します。

今でこそ世界中の皆さんが、年齢を問わず当たり前のように読んでくれている漫画ですが、私の先輩たちから現在に至る全ての漫画家が、子供の読み物と思われていた漫画を“文化”と認識してもらえるまでに育て上げてきました。今回は、その全ての漫画家たちの創作活動に対してご評価をいただいたのだと、とても嬉しく、誇らしく思います。そのような大切な勲章を漫画界を代表してお預かりすることには、大変なプレッシャーを感じていますが、今後日本の漫画が世界の“文化”の一翼となり、さらなる飛躍を遂げる一里塚として、謹んで承ろうと思います

「子供の読み物と思われていた漫画を“文化”と認識」
このフレーズですよ。

手塚先生を始めこれまで多くの漫画家たちが目指し夢みた世界。
今や当たり前とも言える日常の景色も、ほんの数十年前までは想像だにできない景色でした。漫画なんてそれこそ俗悪なもの、低俗、頭が悪くなると非難され不買運動があったり焚書になったりした時代もありました。
それがようやく「文化」として認識されたわけですから
これには「ちば先生」にとっても感慨深いことでありましょう。


そしてその後のコメントには
「その全ての漫画家たちの創作活動」
としています。

熱い!ひたすらに熱い。

自分だけでなく全ての漫画家たちとしているところがアチィです。
無論この中にはこれまで多くの苦難を乗り越えてきた先輩や仲間たち
そして後輩たちの漫画にかける思いを一同に介したコメントであると受け取れますね。本当にそういう思いがずっとずう~っとあったのでしょう。

「その全ての漫画家たちの創作活動」

これはなかなか言えるものではありませんし
なかなかに深い言葉です。
それほどまでに漫画家たちの中で自分たちの仕事が文化的な認知を得ることには大きな意味を持つのだと思います。

子供たちの娯楽だったものが
今や日本を超え世界で愛される文化にまで発展。
ようやくか…
という気もしますがまずはおめでとうございます。


きっと「ちばてつや」が選ばれたのなら他は?
手塚治虫は?藤子不二雄は?鳥山明は?
なんて声が挙がって来ると思いますがそういう個人の話ではなく
漫画というものが「文化」として認識されたことが
今回の大きなトピックであります。


これを皮切りに文化的価値だけでなく
漫画の持つ芸術的価値も認知されていけば良いなと思いますね。



いいなと思ったら応援しよう!