映像業界について CG屋とは - 2020/12/15
こんにちは
捻くれ会社員OGIです。
今日(2020/12/15)はとっても寒かったですね。
日本各地で雪が降っていて積もってるところもあるらしいですね。
最近はダウンに頼りっきりでオシャレもあったもんじゃないです。
さて今回は今自分が働いている映像業界について書いていこうと思います。
CG・CG屋さんって何?だれ??
僕はCG屋さんです。正確に言うとCG屋という職種はなくCGアーティストだったりCGデザイナーだったり呼び方は色々あります。専門職になるとモデラー、エフェクトアーティスト、コンポジターなどなど言い方はいっぱいありますが、自分は語呂が好きなのでCG屋さんって呼んでます。
CGって何?って方もいらっしゃるでしょうから説明します。CGはwikipediaによると「コンピュータを用いて画像を生成する科学技術、及びその技術によって生成される画像のことである。」らしいですが、なんのこっちゃって思われる方が多いと思います。”生成”とか”科学技術”とか僕は見てて頭が痛いです。。
僕はCGとは「映像表現の一つで楽をしたいとき、この世のものではないものを作るときに使うと便利なもの」だと思っています。
例えばわかりやすい例では、シン・ゴジラのゴジラはすべてCGで作られています。これはこの世に存在しない存在なのでCGで作ったのですが、昔だったら特殊メイクとか着ぐるみを使用していました。
このようにCGは特別なものではなく表現技法の進化系であり、着ぐるみや特殊メイクをするよりコストを抑えてできる手段なのです。結局シン・ゴジラの動きは野村萬斎さんの動きを反映させてるので見た目がいい着ぐるみと一緒ですよね。
CGの分類化
次にCG屋さんは何を具体的にしてるかを簡略化して書きます。
主にCGにはかなり多くのステップがあります。
その中でも代表的なものを紹介していきます。
▼モデリング
名前の通りモデルを作る人です。例えばゴジラなどの生き物、建物、乗り物など0から1を作る仕事です。
▼アニメーション
モデルを動かす、変形させるなど命を吹き込んでいく作業です。
▼エフェクト
作品を盛り上げたり、リアリティを増すために爆発、火、液体、破壊された物体の破片、発光などを主に作る作業です。
▼ライティング
CGの世界は仮想空間なので現実世界のような太陽はありません。ですので、仮の光を設定し、色彩、陰影を演出します。
個人的にここがかなり画を決める上で大事だと思っています。
▼レンダリング
これはあまり聞き慣れない言葉かと思います。
簡単に言うと今までは3Dソフト上にあったものを画像、映像化する処理です。
▼コンポジット
これは主に合成という作業です。今まで3D空間にあったものをレンダリングすることにより2D化し、これと実写の素材などを用いてよりクオリティ高いものへと合成することを言います。バラバラに作った素材でも1つの画では馴染んでちゃんと見えるようにします。ここで最終的なルックが決まることが多く、かなり楽しくもあり地味な作業も多いです。
まとめ
かなり雑ですがCG屋さんが何をしているか、どのような過程を経てみなさんが見ているか少しでも伝わったでしょうか?
僕もまだペーペーなので、間違えてる部分認識違いの部分あるかもしれないですが大まかにはこんな感じです。
CG屋さんはこれからも需要が高いので皆さん是非やってみてください。
敷居が高そうだなと感じる方。安心してください!Youtubeにチュートリアルが山のように転がってますし、有料だとかなり良質なチュートリアルもあるので導入は簡単かと思います。
番外編
▼今日の一曲
サカナクション/ミュージック
今日の一曲というコーナーを作りました。
僕は通勤してるときに本を読むか音楽を聞くか映画を見るかその時の気分で分けてます。(音楽の比重が重いですが。。)
そこで今日聞いてよかった一曲を皆さんにも共有したいと思いました。
僕はサカナクションに最近ハマっていまして、特にこのミュージックはイントロを聴いた瞬間からテンションが爆上がりしてしまいます。山口一郎さんがタイピングしてるっていうなかなか尖ったMVも魅力的なので是非視聴を!
それではみなさんまた次回!