#あとは分かるな、その先へ-金融市場への影響は? - 地政学的リスク - ドル資金調達懸念問題
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2019年10月4日 9:48 GMT 追記1
a: 今週の米指標からの株指数(ダウジョーンズ)考察。キーワードは
”データディペンデント”
Fed が残した言葉。これが金融政策を左右する。
b: ドル資金供給は十分か?ヒントはここにあった。
ドル円、ユロル
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今回の内容は
1:地政学的リスク
・香港「逃亡犯条例」民主化運動デモ問題
・米中貿易戦争
10月1日からの国慶節に伴い、中国関連の地政学的リスクを。DF と金融市場ネットワーク仲間から考察する、香港民主化運動デモと中国の立ち位置。そして、元モルガン銀行東京支店長の藤巻さんが執筆された、米中貿易戦争問題の記事を読み解いていこうと思います。
(藤巻さんが以前、DF の記事をシェアしてくださいました。DF の元上司、元ドイツ銀行日本支店長と藤巻さんが JP Morgan 時代の同世代のご同僚という事もありお知り合いになる事ができました。トレーディングの世界はもの凄く狭いのです)
2:ドル資金調達問題、第三四半期を終えて
・レポ取引ドル資金供給オペは機能しているのか?
・量的緩和の可能性
9月16日から行われているレポ取引ドル資金供給オペのアップデートと今後の考察。最近、話題に上がってきている Fed のバランスシート拡大再開、量的緩和についての考察も。
レポ取引ドル資金供給オペの詳しい内容は #あとは分かるなその先へ 9月23日 に書いています。現役の金融業界の方々にも読んでいただいている旨を聞き、とても嬉しく思っています。一過性の問題ではない可能性も秘めていますので、是非お読み頂ければ幸いです。この 9月23日分 限定ツイキャスの録音も、3部構成で約2時間半残しています。そちらも併せてお聞きいただければ更に深いご理解が得られることと思います。
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DF です。先週はビットコイン、ユロルを除き、レンジ相場。あまり動かなかった印象。9月 FOMC では25ベーシスポイントの利下げを行いましたが、利下げ期待が後退する結果となった事、9月日銀決定会合も無風だったことを受けて、ドル円、日経平均、ダウジョーンズは上も重く、下も堅く、市場は材料待ちなのだと思います。
材料と言えば、10月に三大中銀(ECB、Fed、日銀)の金融政策決定会合がありますが、まだそれまでには時間があるので今回は、
地政学的リスク
ドル資金調達問題、量的緩和は起きるのか?
に焦点を当ててみたいと思います。
その前に…
最近、暇な時に、一分足スキャルピングをやっています。スキャルピングなど、以前やった事もなかったのですが、TRADEWORKS のエレさん @day_select に教えていただきました。きちんと、説明を聞き、頭では分かる事。ただ、実際に行ってみないと本当の所は分からないものです。只今、DF は訓練中で、暇つぶしにもなります☆
自分の知らない世界は、まず自分で手を出してみる
DF はトレードに限らず、昔からこんな感じで生活しています。
取り敢えずやってみよう!
そんな軽い気持ちでも、自分で手を出して物事に取り組む姿勢、過程で新しい何かを学べることが色々とあるからです。
DF の #あとは分かるなその先へ の中にも、皆さんが初めて聞く単語や金融専門用語に出会う事もあるかと思いますが、インターネットで発見できる事も多々ありますので、是非、ご自身の手で調べてみてください。その姿勢、その過程で、何か思いもよらない発見があったりして。そういう事の積み重ねで、人生が豊かになるのだと思います。
それでは、はじめます、
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1:地政学的リスク
香港「逃亡犯条例」民主化運動デモ問題
10月1日から中国国慶節。中国の建国記念の式典が行われ、国民の祝賀ムードと共に、中国の大国威信を世界にアピールする機会になります。本年、2019年は建国70周年という節目という事もあり盛大な式典となる事でしょう。
その反面、香港では「逃亡犯条例」改正案を発端とした抗議活動のデモが長期化し、今回の国慶節に合わせて激化してきている現状。ここで考える地政学的リスクは、
中国の軍事介入
これが起こってしまうと、市場は一気にリスクオフに振れると考えられますが、実際その様な事が起こるのでしょうか?
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