大祓詞の完全現代語バージョン
2780文字
思うところがあり、「大祓詞」と「般若心経」の完全現代語訳を作った。今までの「大祓詞」と「般若心経」のnoteは、漢文をちゃんと翻訳していますよと証明するために、漢文の列び、言葉を残しているので意味は分かるが、まだ読みづらい。しかし、今回のは読みやすくいだろう。
大祓詞には、大きく3つあって、
朝廷の役人たちのみ唱える平安時代の延喜式の「六月晦大祓」
大正時代の各地の神社で唱える「神社本庁の大祓詞」
一般人に唱えさせる神社本庁の大祓詞がある。
多く人に見せ読ませるバージョンほど、怪訝に思われる、バレるであろうところはカットしてある。でも、一番呪いが強いバージョンは、一番最初の原版、「六月晦大祓」だろう。
「六月晦大祓」をメインにして、他の祝詞も見比べて同じ意味でも良い言葉を選んだ。
ーーー本編ーーー
「大祓詞」六月晦大祓バージョンから現代語へ
神事・祭祀をつかさどる中臣氏が、天皇に付き従う皇室、多くの家臣と役人たち、諸々を聞いて民を搾取せよと宣言する。
朝廷に仕え奉る、天皇の伴の領巾をかける男、伴のタスキをかける男、伴の親衛軍の男、伴の剱を身に付けさせる男、多くの伴の男の文武百官から始めて、各省庁に仕え天皇を奉る人たちの、犯しただろう〜様々な過ちの罪を、今年の六月の晦の大祓に、「祓い給え〜清め給え〜〜」と言う事を、諸々聞いて、民を奴隷にし搾取せと宣べる。
1.高天原に神として留まりおられる、 天皇の親族の男の神々、女の神々の命令により、 八百万の自称神たちを神集島に集合するよう通達し、我が天照大神の子孫は、神議での議題を与えた。
この日本を、安らかな国と定義し民を従わせ支配し搾取せよと、民を何もかも事に依存させるように仕向け、我らを立て奉らせて、とにかく国中から奉らせ依存させろ。真の神からの天罰を怖がり荒振る自称神たちとは、同じ自称神の悪党として言葉を交わし問いを与え、 神を払う祓いをお与えになり、語り問いただした。
岩の根元の木の根が立ち、 草もわずかな風のささやきを止め・・・・
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