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【国公立文系受験者必見!】共通テスト数ⅡBで8割を安定させる青チャートの効率のいい使い方を現役MARCH生が解説!
こんにちはゼンハイです!
青チャートってとっても分厚いし、問題数も多くてどこから手をつけていいかわかりませんよね。今回は中央大学に数学受験で現役合格した私が共通テスト数ⅡBで8割を目標とする場合の青チャートの使い方を紹介します!
★自己紹介
理系→経済学部を成功させました。高校(偏差値58)のクラス内の模試の順位を約30位から2位まで上げ、一般受験で中央大学経済学部に合格し、塾で勉強を教えています。関先生の大ファンです!
1.相手のレベルを見極めて問題演習をせよ!
共通テストの中で「難問」とされる問題は正直言って存在しますが、だからと言って青チャートのコンパス4やコンパス5を解きまくるのは得策ではありません。
基本的には、コンパス1〜3をできるようにしておけば8割を狙える基礎力が身につきます。青チャートは全部やろうとすると時間がかかるので、まずはコンパス3までを完璧にすることがおすすめです。
ちなみに、MARCH文系を数学受験で受けるなら一層コンパス3までを完璧にすることをお勧めします。勿論将来的にはコンパス4以上の問題にも触れてほしいのですが、コンパス3レベルで合格できるMARCHも十分にあります。(少なくとも、中央大学経済学部はコンパス3でいける)
2.具体的な青チャートの進め方
まず、コンパス3までの問題を回答を隠して全て一周します。このとき、好きな単元から順に進めても構いませんがもっと効率を良くしたいのなら共通テストで出やすい順に勉強することをお勧めします。
私がお勧めする優先度の高い単元は「数列」「ベクトル」「三角関数」の3つです。勿論、将来的には全ての単元をやってもらいますが、特に数列とベクトルは選択問題ではあるものの必ず出題されるので最初にやっておいて損はないです。
次に、初見で解けなかった問題に印をつけます。二周目は印がついた問題をメインに解き進めます。また、一周目で解けた問題については全く触れないというわけではなく、問題を見て解法を頭の中で立てるという作業も必要です。
わからなかった問題に関しては、青チャートに付属する解説動画を見るか、youtubeで類題を検索し、動画を視聴することをお勧めします。
3.間違った使い方
間違った使い方としては、「解ける問題を何度も解く」「1日に大量の問題を解く」「解答に必要な要素を端折る」などが挙げられます。
・解ける問題を何度も解く
解ける問題を復習することは大事ですが、何度も解く必要はありません。数学で重要なことは解ける問題のパターンを増やすということです。解いたことのない問題にどんどん挑戦していくことが偏差値UPへの秘訣です。
・1日に大量の問題を解く
人間は1日に覚えられる量は大体決まっています。1日に30問以上解いても身についていなければ全く意味がありません。例えば、1日に10問解くことを1年間続けていれば3650問解いたことになります。ゆっくり自分のペースで、問題に取り組むことが脳のキャパ的にもいいし、何より苦じゃなくなります。
・解答に必要な要素を端折る
例えば「指数関数・対数関数」の真数条件や、「微分積分」の積分定数Cの定義などを書かずに問題演習をするとどうなるでしょうか。まず対数方程式の問題を解く時に真数条件を書く癖がないとそもそも正しい答えを導くことができません。また、不定積分で「Cを積分定数とする」という断りを入れずに答えに+Cをしても不正解になります。学校の定期テスト程度ならそのようなミスは許容される場合があります(自分の学校がそうだった)が、入試では絶対許されません。
まとめ
今回は青チャートの使い方について紹介しました。共通テストはいつ難化するかもわからないような試験ですがそれでも基礎を固めていれば高得点が狙えます。正しい青チャートの使い方をすれば、絶対に偏差値は伸びますので、是非頑張っていただければと思います!