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都知事選某陣営とK-POP流行の違和感とC-POPのすすめ
はじめに
東京都知事選が七夕の日に行われ、現職の小池知事が大差で3選を果たした。予想外だったのは、立憲・共産などの支持を受けた蓮舫氏が3位に終わり、石丸陣営が2位に躍進したことだ。筆者は石丸陣営に違和感や怖さ、当選後の既存メディアの持ち上げの不自然さを感じたが、この感覚はK-POPの流行と共通していると考える。
そこで、今回は石丸陣営とK-POP流行の違和感と、日本ではマイナーだがJ-POP、K-POPと共にアジアを代表するC-POP(中国語歌)をおすすめしたいと思う。
開票結果
東京の有権者の約25%は自民党支持、約50%が無党派層であり、これを固めることが重要で、自民支持の大半と無党派層の一定を固めた小池知事の圧勝になったが石丸氏は自民、立憲の1割〜2割、無党派層では一番票を獲得した。また若年層の支持が多かったのも特徴である。
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石丸陣営の選挙活動とK-POP流行の違和感の共通点
石丸陣営は、5,000人のボランティアやドトール創業者、KDDI創業者、会議室のTKP社長など多くの実業家から支持を得て、都知事選に必要な1億円を超える2億円以上の資金を集めた。豊富な資金と人員をもとに選挙戦を展開したが、石丸氏の動画作成や拡散のアルバイト募集が行われていたことが指摘されている。これは石丸氏が安芸高田市長時代から続いていた手法である。陣営は否定しているが、ボランティアやアルバイトがネット操作を行い、人工的なBuzzを作り、特にYouTubeやXを情報源とする若年層に影響を与えたとされる。また、批判的な言論には過剰な攻撃があり、多くのインフルエンサーが定型文による攻撃を報告している。
石丸伸二氏の動員がすごいのはこういうことかいwhttps://t.co/lbYk4MVzys pic.twitter.com/GnwGu4l5QD
— 定岡杏奈 (@moon358s) June 25, 2024
石丸某候補の人気、気味が悪い。
— 岩田温@YouTubeチャンネル開設しました! (@iwata910) July 5, 2024
批判すると全く同じコメントがきたこともある。
民主主義の原点という意味では、税金の使い方を正しくせよ、前任者の全面的否定はしないという暇空候補の方が全く正当だろう。https://t.co/MZnOpOVlhW
石丸信者は異常ですよ。どこかの工作員にでも雇われていませんか? 屁理屈みたいなことばかり言って絡んでくるし。 https://t.co/s6ZQFalvXK
— 三枝 玄太郎 (@SaigusaGentaro) June 27, 2024
批判を一切許さない、東京都知事候補、石丸伸二応援団。
— 本間奈々 (@nana0504) June 28, 2024
やり口が左翼と全く同じ。しばき隊とか中核派にも見受けられるけど、その数が膨大で、YouTubeにも制限かけてくる。余程知られたくないのだろう。
この手法は日本人にはない、半島や大陸の手口ですね。#石丸伸二やばい pic.twitter.com/QO0UPrwlyi
K-POPも多額の資金を掛け、人海戦術でYoutubeの再生回数を不正に上げ、レーベル自体がCDをカラ購入してランキングを上げる手法でアメリカビルボードのランクを上げ流行していると見せかけたり、日本においてもTV局で不自然にBGMとして使っていたり、売れてもいないのに音楽番組でゲストに出演させたりして若年層を与えた。これは全く同じ手法ではないだろうか。
なお、現在はビルボードでは様々なチート対策が施され、K-POPが異常にランクインしない仕組みになっている。
一方、J-POPでは筆者の好きなYOASOBIが「アイドル」が世界を席巻とたが、これは日本をはじめ海外の人の心に刺さって自然発生的にBuzzったが、これは日本保守党が、衆院東京15区補選で戦った飯山あかり氏と共通していると感じた。
石丸氏は事前に告知し、支持者の他、動員もあったと思うが、飯山氏の選挙戦後半は告知は直前でマイク納めも告知は1時間前にも関わらず驚くほど支持者が集まった。
C-POPとは
C-POP(Chinese POP)は中国語で歌われるポップス音楽で、特に台湾出身者が有名である。中国大陸の14億人をはじめ、中華圏やアジア各国、欧米にも多くのファンがおり、C-POPは欧米のポップ、ロック、ヒップホップ、R&B、ダンスミュージックの影響を受けつつ、独自のスタイルを発展させている。
筆者がC-POPをおすすめする理由は音楽の質が高いためである。K-POPは一部のアーティストを除き「口パク」が多いのに対し、C-POPアーティストは基本的に「生歌」です。筆者がC-POPを聴き始めた理由は、2000年代以降、AKBなどがCDや握手商法でランキングを独占し良いJ-POPが埋もれてしまったことと、台湾でタクシーのラジオから流れる音楽に興味を持ったこと、そして台湾や中国でのビジネスでの付き合いにおいて中国語の歌を歌えることが重要だと感じたためである。
おすすめアーティスト (中国語で意味わからないと思うが是非聴いてください)
A-Lin (黄麗玲)
台湾の原住民アミ族出身の女性アーティストは「天生歌姬」と称され、台湾を代表する存在です。日本のavexに所属している。
「給我一個理由忘記」(忘れる理由をください)は筆者がよく歌う曲で、リンク先は中国の歌番組での生演奏で、ライティングやオーケストラを含め圧巻のパフォーマンスが見られる。彼女は4月にFIRST TAKEにも出演している。
JJ-Lin(林俊傑)
JJ-Linはシンガポール出身の男性歌手。
「我們的愛」(私たちの愛)は台湾の人気ロックバンドF.I.Rのカバー曲で原曲はバラード調だがロック色が強いアレンジになっており、彼の伸びやかな高音は圧巻。中国のカラオケ機械が置いているお店ではよく筆者はこのバージョンで歌って場を盛り上げる。
こちらがF.I.R (飛兒樂團)による原曲
この曲もロック調にアレンジされた曲で原曲は筆者の友人である許茹芸(Vallen Hsu)さんのバラードでイメージは随分違う。許茹芸さんとは来日した時によく食事に行った。
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Jay Chou(周杰倫)
Jay ChouはSONY/アミューズ系所属の台湾を代表するアーティスト。
「七里香」(シルクジャスミン)は筆者がよく歌う歌で恥ずかしながら動画を載せた。原曲MVにはメイクアップアーティストのトニー田中氏の娘の田中千絵さんが出演してる。
まとめ
東京都知事選で2位になった石丸氏は、ネット煽動で若年層の心を掴み、無党派層の票を最も多く獲得して2位に躍り出た。彼は従来のメディアに頼らずネットを駆使した選挙戦を展開し、その影響力と不自然さが話題となった。
一方、日本保守党の飯山あかり氏もネットで一定の成功を収めたものの、若年層への浸透は不十分で、石丸氏の手法から学ぶ必要がある。
石丸氏のバズり方はK-POPの流行手法に似ており、チート感がある。
筆者はK-POPよりもC-POPを多くの日本の人々に聴いてほしいと考えている。