最初の収穫物できたよ~
12月になって週末毎にメンバーが集まってきました。
”ぜん”食農チームの畑には金柑の木があって、実が生っているのですが熟すそばから美味しいところを鳥が食べてしまうので争奪戦です。
今年は色付くのが遅かったわ、と大家さんが言ってました。確かに秋が無かったですね、今年は。
さあ煮てみましょう。
最初は丸ごと煮てアクを取って、冷まして種を取り出します。ガリッと痛いジャムだと頂けませんものね。この種取りが実はタイヘンでした。実が小さいのに種は沢山。生存競争を生き抜くぞ~という気合が金柑からも感じられます。
包丁で刻んでトロリと出来上がったジャムはフライパン1杯分出来たので、大家さんへ。別棟の娘さんの分も添えてお裾分けです。
まあるい長屋”ぜん”は、今どきのWebで繋がっている匿名性の高い集まりなので、大家さん世代の人付き合いとはちょっと違う。そこで、顔と顔のお付き合いが大切になります。いま失われつつある「ご近所さん感覚」ですね。
フライパン1杯分で随分出来ました。写真以外にもう2瓶あります。
早速お持ち帰りです。一晩冷蔵庫で寝かせて、味を落ち着かせて翌日食べてみました。これぞ収穫の醍醐味。
わが家に持って帰ってきて妻が間違って「カリン」と書いてしまった金柑ジャムは、トーストとヨーグルトで食べてみましたが、味が濃厚で結構イケます。
ジャムはかなり濃厚な味なので、ヨーグルトに入れるとちょうどいい感じ。
そんなわけで、金柑はまだまだ枝に生ってます。下の方は色づきがまだなので、来週も再来週も収穫できますよ~。
畑からの(大家さんからともいえる)ギフトは頂き放題です。
自然って、有難いですね。
(記:三川屋幾朗)