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零番 今まで触ってきたツールと業務内容を振り返ってみる

 noteのアカウントを開設してプロフィールに書くことを考えて色々整理してみたら、新卒の頃から様々なツールに触れてきたなという再発見がありました。私はプログラミングができるわけではなく、SQLが書ける程度でありますが、それで対応できた業務も多く、新卒2年目にSQLを叩き込んでくれた先輩には頭が上がりません。
 とまぁ、前置きはこのくらいにしてツールたちを使ってどんなことをしてきたか紹介していきましょう。私が触っていた頃からアップデートされて情報が古いということもあると思いますが、悪しからず。


  1. Alteryx
    利用期間:約2年
    特徴:ノーコードツールで、扱えるデータ量も多かった。
       SQLでいうところのjoinなどの処理も簡単にできる
    対応した業務:与信チェック、顧客分析、設備情報の分析
    【所感など】
     今思えばノーコードツールを新卒2年目の時点で使っていたのだなと。データベースに入っているデータが綺麗とは限らない、という心構えはこの時にできたように思います。

  2. ArcGIS
    利用期間:約1年
    特徴:地理情報システムを取り込み、地図上にマッピングできる
    対応した業務:設備情報の可視化を行い、課題の洗い出し
    【所感など】
     今まで使ったことのあるツールの中でも用途が非常に限定されたツールでした。とはいえ、単位面積あたりの設備数などを直感的に可視化できるという点で非常に優れたツールでした。

  3. Tableau
    利用期間:約1年
    特徴:データベースとの連携、グラフによる可視化などできることが多い
    対応した業務:顧客数の月次推移の可視化など
    【所感など】
     BIツールといえばTableauという人も多かったように思います。集計関数などにクセがあり、狙った集計結果やグラフなどが作成できないということもしばしば。

  4. Salesforce
    利用期間:約2.5年
    特徴:フローやApexといった機能を使うことで、自動処理を実装することが可能。
    対応した業務:商談管理のための環境整備、フローを使った自動化など
    【所感など】
     顧客データや商談データをまとめ、活動の可視化を行なっているが、フローなどで幅広い自動処理ができる分、要件を整理して実装する際は注意が必要だと感じることも多いです。後述のHubSpotに限らずCRMツールやMAツールでの自動化の共通点かもしれないですが。

  5. HubSpot
    利用期間:約2.5年
    特徴:ワークフローなど、直感的に処理を組みやすい機能が多い
    対応した業務:Salesforceとの連携処理、リードインポート、ヘルプセンターの整理、など
    【所感など】
     自動処理を組めるワークフローはノーコードツールと同じような感覚で処理を組める点が便利だと感じる一方で、メルマガ配信など影響範囲が広いので要件整理は慎重に行なっています。メルマガやナレッジベース、チケット作成など、できることが多い印象です。

  6. zapier
    利用期間:約2.5年
    特徴:様々なツールと連携した処理を実装できる
    対応した業務:スプシとSlackを連携して自動投稿させる、など
    【所感など】
     直感的に処理を組むことができ、連携できるツールが多いです。連携していない場合でも、APIキーを発行して連携させる、といったことも可能であり出来ることが多いです。一方で、作成者以外の人がzapを修正する時は手間だと感じることも多かったり、アメリカさんのツールであるため日本語の入力時に予想外の挙動をするなど扱いにくい点もありますが、それを考慮しても使うことで効率化できることも多いと感じることが多いです。


 そのほかLooker StudioやDifyを使ったりもしていますが、それはおいおい。いくつかツールを使って感じたことは下記の3つ。

  1. データは整っていない前提で考えた方が心に余裕が生まれる

  2. 要件整理とイレギュラー処理、リカバリー案の考慮は入念に行う

  3. ツールのクセに早くなれるようにする

 どのツールにもクセがあり、慣れるまでにはそれなりの時間がかかりますが、できることが増えてくると楽しくなってきます。どうせ触るなら、実はこんなこともできるんですよ、と言えるくらい使い倒してみましょう。さて、今回はこれくらいにして、筆を置くことにしましょう。

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