Shishar's(シーシャーズ)事業の撤退につきまして
ご挨拶
創業当初からの事業であるShishar'sをスタートして振り返れば2年と3ヶ月、短いようで長い期間でしたが苦渋の決断の末、撤退をすることにしました。今のC&Hがあるのは間違いなくこれまでShishar'sをご利用いただいたチル主の皆さま、お取引させていただいた事業者の皆さま、イベント出展させていただいた皆さまのお陰です。これまでShishar'sを通して携わった全ての皆さまに心より感謝申し上げます。本当にお世話になりました。
振り返り
過去記事 : 「シーシャブランドShishar's」とは?
まだコロナになる前、今のようにシーシャ屋さんもそんなに多くなくて家に友達を呼んで「宅シーシャ」をしまくっていた頃、サウナ好きはサウナー、キャンプ好きはキャンパーという言葉があるのに、シーシャ好き=シーシャーって言葉は聞かないし、世の中にもっとシーシャーが増えたら良いなという思いから「シーシャーによる、シーシャーの為のブランド Shishar's(シーシャーズ)」として立ち上げました。
振り返ると創業事業だったこともあり今よりも1000倍大変で、今の売上の1000分の1くらいしかなかったのに、辛かった思い出が一つも思い出せなくて、とにかく刺激的で楽しかったです。(超チルかった〜笑)
まだ会社を始める前(※ チル兄と呼ばれる前はよく飲んでテンション上がると上裸になる癖があったことをカミングアウトしときます…笑)、当時まだ住んでいた恵比寿の8畳ワンルームのマンションに、毎日のように友達を呼んで宅シーシャ会をしたり、
初受注した出張シーシャはお世話になりまくってる大学の先輩達から「今から箱根で温泉旅行に来てるから出張シーシャ来てよ」と言われてシーシャ担いで終電で向かったり、(男10人くらいで貸切露天風呂シーシャ…最高…!!笑)
日本初のシーシャYoutuberになろうと思って、ノリでそのまま新宿御苑でシーシャ作ってみたという動画を撮影して怒られたり、(※ 完全黒歴史の為現在は削除済みです。初動画にも関わらず低評価が高評価を超えるという最悪のレコードを叩き出してしまいました。一般常識やモラルに欠けすぎて、まじすんませんでした〜笑)
えびじゃ、こんびにこ、宮永えいとさん、温くんなど今仲良くさせてもらってる沢山のインフルエンサーのみんなとも、最初は普通にシーシャのお客さんとしてShishar'sに遊びに来てもらって出会ったり、
そして実は今の彼女もお客さんとしての出会いがきっかけだったり…笑
このShishar'sという事業を通して一番多く得た財産は売上でもノウハウでもなく、何よりも人との出会いでした。
俺の最初の子「Shishar's」くん!産まれてきてくれて本当にありがとう!君がいなかったら今のC&Hも自分もいないと思うと、本当に感謝しかないよ… 本当にお世話になりました…
撤退の理由
コロナで飲食が厳しいと言われている中でも、時代のニーズを捉えた新しい飲食の形態としてシーシャ屋の新規出店は続き、それに合わせて全国的にシーシャーも増えて、これからのシーシャ市場はもっと盛り上がっていくんだろなと思っています。にも関わらず今回シーシャ事業を撤退することになった理由として大きく2つあります。
1. 構造的な市場の自由度の低さ
これはもしかするとロビイングの余地もあったため、企業努力不足でただの言い訳に聞こえるかもしれませんが、シーシャは法律上「たばこ」分類されるため、財務省が管轄する「たばこ事業法」にて規定されており、またその財務省が今尚「たばこ」業界の最大手プレイヤーであるJTの株式を33%の所有しているという完全に出来レースな、経済学的に言う「不完全競争市場」であるため、常に既得権益の塊のような企業の顔色を気にしながら、そのお膝の上で世にない新たな製品を生み出すのはチルじゃないなとという結論に至りました…😅
2. ブランドポートフォリオ戦略における経営判断としての選択と集中
会社も3期目を迎えて、C&H株式会社としてミッションである「人と地球のストレスを軽減する」為には今何を注力すべきかを改めて熟考した結果、既存事業のRICHILLやCBDを用いたその他の新規製品開発、更にはカナダ支社のKurofune立ち上げを含むグローバル展開など、CBDやヘンプを中核とした事業領域に選択と集中をしたかったからです。
最後に
えびじゃの動画でも告知されている通り、Shishar's Beachはえびすじゃっぷに事業譲渡することにしました。是非江ノ島に寄った際は遊びに行って欲しいです!
またECの方でもShishar's閉店セールやります!
以下はブランドを立ち上げた時の過去記事にあった文章の抜粋です。「日本初の世界に通用するシーシャブランドを創る」というHowは変わりましたが、引き続き「世界に通用するブランドを創る」というWhatはぶらさずに精進していきたいと思います。
Shishar'sとして目指す世界
店舗広げたいとかオリジナルボトル製造したいとか、CBDシーシャフレーバー作りたいとかやりたいことは色々あるんですけど、ずっと変わらない思いは一つです。
日本初の世界に通用するシーシャブランドを創る
やっぱり若いうちから国外経験多いせいか、外貨を稼ぐのは自分の人生で夢です。実際大学の時に向こうでやってみた時に、競合優位性のない中で外資企業が成功するのってもの凄い難しいなと、ただの言語の違いだけじゃなく文化背景やマーケティングもまるで違う。でもシーシャは目に見えるプロダクトで、元々日本以外の文化だから、先人の車や機械みたいに古い考えかもだけど、日本人がリメイクしたらより良いもんできるんじゃねって思ってます。
まだまだ自分の夢には1合目も登っていないかもしれませんが、まずは確実にシーシャで国内のニッチトップを取って、その資本とナレッジを元にレシピ開発やチャネル開拓を行って、早く世界にいけるようもっと頑張ろうと思います。
って記事を更新しようとした日に、まさかの今日世界で2番目にでかいカンナビスのカンファレンスでブース出してます笑
また近々ご報告しますが、結論RICHILLは世界に通用する…
Kurofune-Cannabis.incコーポレートサイト
P.S.
12/6-20くらいでコロラドに2週間くらい行こうと思ってるので、もしカンナビス関係の方いましたら是非お話させて下さい〜
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