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充実感とは? ご飯が美味しいときに決断しましょう
突然ですが、さきほど食べたご飯は美味しかったですか?
美味しいという人は、身心は悪くない状態といえます。
逆にいえば、食欲がない。お腹が空いていないのに無理矢理食べた。味がしなかった、不味かったという人は、ちょっと無理が来ているのかもしれません。
人生に「充実感」を求めている人は多いと思います。
あなたは、どんなとき充実を感じるでしょうか?
目標を達成したとき?
楽しいことに没頭しているとき?
何かイベントがないと充実感がないと思っている人もいるかもしれません。
私自身、以前は何かをしていないと焦りのようなものがありました。だから空白があると、なにかで埋めようとしていました。
確かに充実感があるとき、人生は面白いです。
一方で、充実を求めて生きようとすると、いろいろなことを探し始めます。充実した仕事とは?余暇を充実するための趣味とは?
では、充実感がないときはどうでしょうか?
不満へとつながっていきませんか。
充実している日々とそうではない日々は、何が違うのでしょうか?
最近、一番の充実感は何かを達成することではなくて、「お腹が空くこと」と「眠たくなること」ではないかと気づいたのです。
本当の充実は、GETするものではなく、あることに気づくことが原点ではないでしょうか。
ただ、あるものに気づくのは普通すぎて、結構難しいです。
しかし、普通にあるものは、なくなったとき、その大切さを痛感させられます。
一番は「健康」でしょう。
病気になったとき、いかに健康がありがたいか知ります。
しかし、普段は当たり前すぎて気づきません。充実したときを過ごすために、健康以上のものを求めます。
美味しい物を食べ過ぎて、肥満になって身体を壊すのも、充実感の罠といえます。
また「お腹が空く」のは、普段は当たり前になっているかもしれません。
一方で、お腹が空かないときは、どうでしょうか?
ストレスで食べ過ぎたり、何か心配事に心を奪われていたり、体調が悪いかもしれません。
何かがおかしくなってくると、食欲がなくなったり、眠れなかったりします。これは、シンプルで強力なシグナルです。あなたが今、基本を忘れているのではないかというサインなのです。
お腹が空かないときは、判断力も鈍っています。
大事な決断は、ご飯が美味しいときにすることをオススメします。
最近私自身は、「お腹が空く」ことを中心に生きています。
お腹が空くことを第一に行動すると、生活が変わってくるのが面白いです。
元気に働く。適度な運動。そして、食べ過ぎないこと。
そして、考えすぎていると、「お腹が空いている」ことに気づけません。お腹が空いているということを基本にして生きていると、考える量も適度になってくるようです。おかげさまで余計なことをしなくなりました。
身心の健全は、一つで得られるものではありません。いろいろな要素が組み合わさっています。
健康は、なくなったときに気づくものと申し上げました。
本当に大事なことを、なくなるまえに大切に思えるか。「普通のありがたさ」に気づくことが禅の修行といえます。
お腹が空く。眠りがやってくる。このふたつって、充実した人生を求めて生きていると、忘れがちです。
まずは、当たり前のことを意識してみると、世界への見え方が変わってくるかもしれません。
いろいろあっても腹は減る。
最近は、こんな感じの日々でしょうか。
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