やりたいことはなくていい 「分別」から「無分別」へ そして「無分別智」への道
子供のころは、人に合わせる自分が嫌いでした。先生に気に入られるように振る舞ったり、相手や状況に合わせて調子のよいことを言ってみたり。
相手が喜んでいるのを見ると嬉しくはなるのですが、「自分がない」ことや、人に合わせて態度がコロコロと変わることに対して、虚しさというか「自分がないコンプレックス」を持っていました。
自分とは何者か?
どうやって自己を確立するか?
本当に私が言いたいことはなに?
「自分を持ちたい」とずっと思って生きていました。でも、何をやってみても、「自分」