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禅 × ビジネス

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このマガジン「禅×ビジネス」では、20年になる禅の修行の経験を踏まえて、禅とビジネスに関する学びについて、つづっていきます。10,000時間以上のメンタルトレーニングやコーチング…
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2021年8月の記事一覧

人は嫌うもの 悲しみの涙が天命になる

食堂をやっていると、せつない気持ちになることがあります。 お客さんがおかずやご飯を残していたり、SNSでネガティブな評価が投稿されたり。 私は、人からの評価にかなり一喜一憂します。若い頃は、評価されるために頑張っていました。そして疲れて、心を病みました。 評価を得たその一瞬は気持ちがいいです。しかし、今度は評価を得ないと不安になるのです。評価は麻薬のようなものといえます。 今は、無理に評価を得ようとはしなくはなりました。コーチとして経験を重ねる中で、評価への過敏さは克服

試練との付き合い方 「目覚め」へのターニングポイント

前回の記事に引き続き、信仰とコーチングについてお伝えします。 ↓ 前回の記事はこちら「信仰とコーチング あなたの人生のテーマは?」 あなたには、以下のような葛藤や問いがないでしょうか。 ・どこか満たされない思いへの疑問 ・生きる意味への問い ・苦しさをどう克服すればよいか ・空虚な自分への葛藤 ・死への恐怖 私の場合は、物心がついた頃から生きる意味への疑問がずっとありました。それが大人になる中で、生きることに一生懸命になり、もともとあった問いを一時的に忘れていました。

信仰とコーチング あなたの人生のテーマは?

前回に続き、「信仰」についてお伝えします。 ↓ 前回の記事はこちら「お皿が洗ってくれるのを待っている」 これまで、さまざまなクライアントさんに出会ってきましたが、軸がないという方が多くおられます。 仕事は頑張っているけど、空っぽな気がする。 忙しいだけで日々が過ぎていて、虚しさを感じることがよくある。 本当は何がしたいのか分からない。 これはどういう状態なのでしょうか? あるクライアントさんと6年以上セッションを続けています。その方は、多くの方から頼りにされて、仕事を

お皿が洗ってくれるのを待っている 信仰とコーチング

おかげさまで、食堂はオープンから半年が過ぎました。 いまだコロナ禍の中ですが、少しずつお客さんが増えてきました。おかげさまで「○○さんから聞いたよ〜」という紹介や口コミが広がっているようです。 ただ、吹けば飛ぶような食堂です。何かがあったらすぐに終わってしまう儚い存在であることを日々実感しています。 これは決して悪い意味ではありません。だからこそ、一日一日を大切に全力を尽くすことが出来ています。 お客さんが「美味しかった」と言ってくれれば、スタッフといっしょに喜びます