エベレストトレッキング #3 カラパタール&エベレストB.C
高山病と戦いながらも、なんとか最終到達地点のゴラクシェップ(5,130m)に到着し、最高地点のカラパタール(5,643m)&エベレストB.C(5,364m)へ。
カラパタール (Kala Patthar)
ゴラクシェップから2時間弱で本旅最高到達地点、かつ、人生最高到達地点でもある、カラパタール(5,643m)到着。登り始めると、どういうわけかテンションが上がって、頭痛が収まるという不思議。
とはいえ、深呼吸が辛かったりと、明らかな空気の薄さはいやでも実感させられる。
テンションが上がって、無駄に脱ぎ始める私たち(気温10度以下)。
奥の黒い山がエベレスト(8,848m)。手前がローツェ(8,516m)。
Raj曰く、これら2山よりも標高のぐっと低いアマダブラム(6,812m)の方が難易度は高いとのこと(だからといって、当然これらが簡単に登れるわけではないが…)。
ここが最高地点5,643m。
いや、ここまで長かった。
逆サイドはこんな感じ。
こっちの景色の方が壮大で、地味に感動した記憶。
1時間弱のんびりしてたけど、オフシーズンのせいもあって、結局誰にも会わなかった。
ゴラクシェップのロッジ。
ゴール地点だけあって、いろんな国の人たちの想いで賑やか。
食欲はないけど、ポテトなら、、、
が、これが想像以上のボリューム(何個ふかしてんのよ!)。
このとき、たまたま隣に座っていた、京都から来たという日本人女性にインスタントの味噌汁と梅干をいただく。
インスタントだというのに、あたり前の味噌汁の美味さに、いまだかつてないくらい感動してしまい、あれから8年経った今でも、連絡先さえ知っていれば、今からでもお礼に行きたいくらい。
ネパール限定、日本未発売コラボ。
ここまでくると、部屋はかなり質素(ナムチェバザールの約半分)。
19:00には就寝したが、空気が薄くて30分も続けて眠れず、寝返りすれば息が切れる。
辛い。
エベレストB.C(8日目)
結局、トータル1時間も寝れたか寝れないかの状態で、4:30起床。ロッジに荷物を置いたまま、朝5時にエベレストB.Cに向け出発。
幻想的な霧。しかし、思いの外寒い(0度前後じゃなかろうか)。
カラパタール登頂よりも長い、2時間半後の7:30にエベレストB.C(5,364m)到着。
といっても、とにかく寒くて、あんなにここに来たかったのに、ただただこの場を離れたかった記憶(写真からもありありと伝わってくるね)。
ちなみに、キャンプしてる人は誰もいなかった。
登りは霧で何も見えなかったが、帰りは氷河がバッチリ。
よくわからない犬に終始先導され、再びロッジへ。
後は、ひたすら降りるだけ。
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