ウイスキーの製造方法【モルトウイスキー編】 製麦から瓶詰めまでの工程を詳しく解説
モルトウイスキーの製造方法は、原料の大麦麦芽(モルト)から造ったもろみを蒸溜して、木製の古樽で熟成させるという流れが一般的です。今回は、スコッチウイスキーを例に モルトウイスキーの製造方法について、製麦から瓶詰めまでの工程を紹介します。
目次
・ウイスキーとはどんなお酒なのかおさらいしておこう
・モルトウイスキーの製造方法
ウイスキーとはどんなお酒なのかおさらいしておこう
モルトウイスキーの製造方法を紹介する前に、ウイスキーとはどんなお酒なのかをかんたんにおさらい。スコッチウイスキーについても改めてみていきます。
そもそもウイスキーとは?
ウイスキーは、大麦麦芽(モルト)やトウモロコシ(コーン)などの穀類を原料に、単式蒸溜機や連続式蒸溜機で蒸溜して造られる蒸溜酒のひとつ。その定義は国によって異なりますが、一般的には、原料の穀類を仕込んで糖化、発酵させ、蒸溜して得た無色透明のスピリッツ(ニューポット/ニューメイク)を木樽に詰めて熟成させたものをウイスキーと呼びます。
ここから先は
3,808字
/
2画像
¥ 100
期間限定!PayPayで支払うと抽選でお得
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?