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ぬい作り本番1

唐突なぬい作り本番編です。
これが当初作る予定だったぬいぐるみ。
非公式イラストですが、メンダコの姿が描かれているキャラクターのため、メンダコのぬいぐるみを作ってやろうという魂胆でした。
キャラ名は出しませんが、わかる人にはわかるやつです。

それでは早速作っていきましょう。





できました


全ての工程を撮り忘れたので、3分クッキングもびっくりなすっ飛ばしをしました。
こちらが完成品です。



使用したもの

・セリアで購入したぬいぐるみボア生地 ブラック、ホワイト(各2枚)
・布用ボンド
・セリアで買った「布地のホツレ止め液」
・縫い糸 黒、白、グレー
・つぶ綿
・タコのぬいぐるみの無料配布型紙と作り方動画
・引っ張るとぶるぶるする装置


使用した道具の詳細

まずセリアで購入した生地ですが、マァ〜〜〜毛羽落ちが酷い。
ぬいクロスボア(KIYOHARA製)などを使った際は、多少落ちるもののそこまで気にならない程度だったのですが、セリア購入の生地はえげつないほど毛羽が落ちます。
切る度に念入りにコロコロをかけないといけないほどには落ちます。
さもないと机中毛羽、近くに置いてる生地にも大量にくっつき処理が大変です。

実際の画像がこちら




これはまだまだ序の口でした。
型紙にそって切る作業を続ければ続けるほど毛羽が落ちます。
換毛期の猫と同じ感じです。

これ生地が禿げるのでは……と不安になりましたが、端が多少寂しくなった程度で止まったので一安心。
手触りはぬいクロスボアと同等ぐらいのふわふわ感があったのですが、値段の差はこういった所に出てくるんだなぁと参考になりました。

縫い糸についてなのですが、今回黒と白の生地が隣り合う形で縫わなければならなかったため、黒or白の糸だと片方の生地で目立ってしまいます。
そのため中間の色となるグレーを使用してみたところ、上手くマッチしてそこまで目立たず縫い合わせることに成功しました。

ちなみに縫い合わせの際は、半返し縫いを二重にしてあります。
左←右
へ縫ったあと、ひっくり返してまた
左←右
へと縫いました。
というのも、半返し縫いは
-  -  -  -  -
(生地中表)
ー  ー  ー  ー  ー
のような縫い目になるので、ひっくり返して縫えば更にガッチリできるような気がします。

型紙は 藤森蓮 様のホームページから取得し、自分の作りたい形になるように調整、改変し、制作させていただきました。
作り方の動画まで載せてくださっています。
そのため初心者の私でも作り上げることができました。
ありがとうございました。
ホームページ(http://kospreation.blog85.fc2.com/blog-entry-797.html)


そして最後に引っ張るとぶるぶるする装置。
こちらに関する記述は、ぬいぐるみ好きや、物を大事にする心が強い方にボコボコにされそうな内容です。
見出しを分けて置いておきますので、該当しそうな方は飛ばして読んでいただければと思います。
ぶるぶるするぬいぐるみを作りたい方には参考になるかと。





ぶるぶるする装置について

これはもう、簡単な話、既製品のぬいぐるみを解体して装置を獲得しました。
今回私はメンダコ型のぬいぐるみを作りたかったため、ぶるぶる装置付きのメンダコぬいぐるみ(クレーンゲーム景品)を入手し、それを丁寧に解体。
装置や綿を得ると共に、縫い合わせの方法や縫い合わせ前の生地段階での参考資料としても利用させてもらいました。

解体した生地を参考に型紙に起こして制作しようかとも考えたのですが、完成系の足(?)の形が想定とかなり異なってしまうため、型紙としての参考は断念。
縫い合わせ方は、やはり半返し縫いであることや、綿も細かい粒状のものが使用されていることを確認し、上手く制作に活かすことができたかと思います。





制作のしんどかった点

しんどポイント第1位は目でした。
想定では刺繍で目を作ろうと考えていたのですが、ボア生地ということもあり糸が隠れに隠れて、上手く刺せず半泣きで断念。
代わりに生地を切って、ほつれ止めを付け乾燥。
乾燥したら、今度はボンドを付け、生地を黒、白、黒の順に重ねて貼り付けました。
三段重ねの目が完成したら、ぬいぐるみ本体の目の予定位置へ設置。
そして黒の縫い糸で、1番下の黒をしっかり本体へ縫い付けました。
かなり力技です。
これぐらいの刺繍ならちょちょいのちょいだろうと高を括っていたのですが、やはり無理でしたね。
全能感オタクのやらかしです。

第2位は裏面の始末。
元の型紙からかなり形が変わっているので、最終的な縫い合わせの時に縫うべき箇所が足りなくなってしまいました。
そのため、なんか良い感じに布を切り出し、それで無理やり塞ぐという強硬手段に出ます。

その写真がこちら


こ〜〜んな状態になってます。

本来の型紙で作った場合、この四角い布などはありません。
足部分の生地のみで塞ぐことができる仕様だったかと思います。

実は、このメンダコ、型紙の調整はしていたのですが、ちゃんとした試作をしておらず、中途半端な見切り発車で本制作を始めてしまったのです。
そのため、こんな無計画オブザイヤーな始末状態となってしまいました。
しかし、しっかり塞ぐことには成功している……と思うので大丈夫です、多分。
余程ぶるぶるを酷使されなければ。

あとはどこが辛かったかというと、実は耳付けだったりします。
これは中表で生地を縫い合わせ、裏返し、それをコの字閉じで縫い付けてあるのですが、ここでも無計画見切り発車を行ってしまいました。
型紙を作らずに、その時の勘で生地を切り出してしまったのです。
そのため左右の長さの違い、縫い付け方のバラつきによりなんかちょっとギュミッ!となってしまいました。
綿を詰めたら多少紛れましたが、ここはもう少し慎重に進めるべきだったなァ……といった感じです。


反省点はいくつもありますが、初心者にしてはしっかり形にできたのではないかと思います。


大した説明もできていませんが、ぬい作り第1弾は終了です。
次は第2弾、第3弾で人型の方を作っていきますので、引き続き全能感で見切り発車するオタクの足掻きをお楽しみください。

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