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畑ラボ通信#001・自然農法の開墾と畝作りについて
台風一過、気持ちのよい秋晴れが続いている京都。絶好の畑日和が続く今の内に、出来るだけ種まきを済ませてしてしまいたいところ。
自然農法って、雑草の合間に野菜が成っているイメージ。でも、荒地にそのまま種を撒くわけではありません。草ボウボウにみえますが、日々農家さんはその雑草(というか、野草です)もひっくるめて全体を手入れしているのです。自然農法は、畑丸ごとの生態系をプロデュースしているようなもの。一見植えた野菜以外の雑草が入り混じっているように見えても、それは「生えてしまった」のではなく、「わざと生やしている」のです。
植物にとって良い環境を整えられれば、畑に特別追加する肥料は必要ない状態になっていきます。自然農法の畑の基本は、「動物性肥料を持ち込まず、生えている草を持ち出さない」。勿論、収穫するお野菜は持ち出すことになりますが。
この基本を頭に、開墾していく「ウメちゃんファーム洛西自然農園」で現在行っていることを紹介します。
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