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『春の雪』 原作を台無しにした映画。妻夫木聡はなぜこんなにキスが下手なのか?
割引あり
評価 ☆
あらすじ
大正初期。侯爵家の子息、松枝清顕は美少年として知られていた。彼は幼い頃に伯爵である綾倉家に預けられたことがある。その綾倉家にふたつ上の女性、聡子がいた。美しく穏やかな聡子に惹かれながらも、それを清顕は出せなかった。金持ちだが新興侯爵の松枝家、没落しつつあるが由緒正しい綾倉家で、ふたりの恋は十分に身分違いだった。
日本文学史上最も美しいキスシーンが描かれている、と言われる三島由紀夫原作『春の雪』。無謀にもこの作品を映画化したという。
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