『降霊』 ホラー映画としての黒沢清らしさはないが、夫婦関係の微妙さがよく表現されている。
割引あり
評価 ☆
あらすじ
純子は音響技師の夫である克彦と暮らす平凡な主婦だった。ただし、純子には強い霊感があった。彼女は時折、依頼を受けて降霊術を自宅で行っていた。克彦は妻の能力に理解を示し、支えようとしていた。大学で心理学を専攻している若者、早坂はそんな純子の霊感に対して強い関心を持つ。
夏はホラーが人気である。年を取るに従ってホラーに対する興味がなくなってきた。理由はいろいろあるけれど、簡単に言えば「人間以上に怖いものはない」 からだ。本当にそう思う。
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