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『悪魔の手毬歌』 わらべうたの歌詞に絡めての連続殺人。石坂金田一シリーズ最高傑作。

割引あり

評価 ☆☆☆☆



あらすじ
昭和30年、岡山の山奥にある鬼首村(おにこべむら)にやってきた探偵の金田一耕助は、村に古くから伝わる手毬唄に見立てた連続殺人に遭遇する。村を二分する由良家と仁礼家の確執、背後に見え隠れする謎の男、23年前に起こったある殺人事件との関連をめぐり、金田一耕助は推理を巡らせる。



市川崑監督の金田一耕助シリーズを久しぶりに観た。仕事で『獄門島』(意外と面白い)を何度も観ていたけれど、『悪魔の手毬歌』の方は本当に何年かぶりだった。この映画は1977年公開。出演は石坂浩二、岸恵子など。『犬神家の一族』のヒットを受けて製作された石坂金田一の第二弾である。


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