横浜DeNAベイスターズの野望

cocoroage中村です。

この写真は先日家族で中華街に行った時、一日署長していた横浜DeNAベイスターズのラミレス監督が、うちのムスメに手を振ってくれた決定的瞬間の写真です(笑)。

僕の住んでる街、横浜にはDeNAベイスターズというプロ野球球団があります。

かつての横浜大洋ホエールズ。
当時、巨人に滅法弱く(平松政次という巨人キラーのピッチャーはいたが。ちなみに彼は岡山出身!)
横浜大洋銀行という不名誉な渾名を付けられる始末。(プロ野球では勝ち越してる星数を貯金、負け越してる星数を借金といいます。どんどんお金をくれる(勝たしてくれる)って意味で横浜大洋銀行ってわけです。)

その後横浜ベイスターズに名前を変更。
大魔人佐々木を擁して、1998年のシーズンに日本一になり、黄金時代もありました。

しかし、佐々木が大リーグに移籍してから失速。
また横浜大洋銀行時代に戻ったような冬の時代がきました。

まだムスメが産まれてない頃、新聞屋さんから貰ったチケットで、スタジアムに夫婦で観戦へ。

秋だったし、とにかく寒かったな~
ベイスターズはとうの昔にペナントレースから脱落してて、試合内容も寒い、お客さんも少なくて寒い、とにかく寒かったイメージしか残ってません。

その後、DeNAベイスターズに名前を変更。
親会社がDeNAになってからなんと5年で、
30億円あった赤字から黒字に転じたそうです。

そこには並々ならぬ企業努力があったみたいです。

去年、ムスメが学校からベイスターズの野球帽を持って帰ってきました。
なんとタダで配られたとのこと。

ベイスターズは神奈川県内の子どもたち72万人に帽子を配ったそうです。

去年、久しぶりにスタジアムに行きました。
野球を観に行ったのではないのですが、球場周辺が激変してました。

なんか、上手く言えないけど、まさにボールパーク!って感じに変貌してました。

とにかくワクワク感半端ない。

昔に行った時のような残念な感じ、寒い感じは全くありません。

DeNAは更に球場を改修し、魅力的なボールパーク計画を進めているみたいです。

とにかく地域密着。
写真で紹介したイベントなどその一貫ですよね。

選手にもファンサービスを徹底してるみたいです。

不思議なことに、野球の方も成績が上がってきて、去年は初めてクライマックスシリーズに進出しました。

今のプロスポーツは地域密着が主体になりつつあります。

野球が強ければよいという考えではなく、球場に来る付加価値を徹底的に追及して、お客にアピール。

地域貢献にも、子どもたちに帽子を配る、野球教室を開く、横浜市に転入してきた家族にチケットを配る、などなど努力半端ないです。

確かに効果的です。
あーやって、気持ちよくムスメに手を振ってくれたラミレス監督に好感を抱くのは当たり前で、
僕は広島ファンですが、今年はベイスターズ応援しなきゃ!なんて本気で思いました。

僕らの音楽の世界も変わりつつあります。

キレイでお洒落で、食事の美味しい店でライブをやるなど、音楽以外の付加価値が最近重要になってきてます。

CDが売れなくなってきた時代、これから益々ライブが重要視されてくる中、この付加価値ってのはとてもお客さんを会場に呼ぶために重要な気がします。

今年はベイスターズどこまでやってくれるかな?

久しぶりに訪れた中華街エリアで、
ワクワク感が溢れ、
そしてベイスターズの野望を感じる、
横浜スタジアム周辺の空気でした

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