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041_ひとり機種変更
スマートフォンが古くなってきた。
一般的に電化製品には寿命がある。家庭用電気製品であれば、経済的寿命は5年程度、物理的寿命は8年と言われている。この経済的寿命だが、おもに製品の節電性能やセキュリティ・システム機能といった技術進化が関係している。
例えば4人家族が使う450L冷蔵庫では、購入した時と5年経過した時の節電性能は違う。しかし、私のような料理に興味がなく、”冷えればよい”と150L程度の冷蔵庫レベルでは、技術進化はほとんどない。最近冷蔵庫を買い替えたが、前の冷蔵庫は12年使っていた。それでもちゃんと冷える。使用電力にも違いはない。経済的寿命の比較は意味をなさない。
ちなみにオフィス機器含め、通年通電している製品で加熱部分があれば、おおよそ8年が限界であることは周知したい。極端な使用をしていなくても、壁から100V電圧を毎日受けているのだ。電源や変電部分には、蓄積された経年劣化がある。
スマートフォンの寿命の基準は、バッテリーであるリチウムイオン電池の充電回数と言われている。約300から500回が限界と言われている。
そんなこと、言われなくても分かっている。しかし、充電した回数など、だれもカウントしていない。所持していたスマートフォンの中央当たりが膨らんできた。画面の反応も悪いし、充電もすぐに減ったという体感で変化があれば、買い替えたのだ。
今回は、スマートフォンの機種変をするときのポイントをまとめた。
そんなわけで、契約しているキャリアの店舗に行った。コロナ禍だったため、予約が必要だとウェブサイトにあったから、予約をしていった。大きな駅前にある広い店舗のお店だ。休日になるとよくティッシュ配りをしているスタッフを見かける。
おおよその機種の目星をつけて、いざ入店した。
店内には来店客が少なく、店舗スタッフは暇を持て余したようにペッパーの周囲を4人ほどで囲んでいた。私が入店すると、笑顔を消して小さな声で「いらっしゃいませ」と挨拶をした。
なんとなく違和感を覚え、恐る恐る予約をした旨、店舗スタッフに告げると、
「機種変ならウェブでできるんで、そちらでやってください」
と退店をうながされた。
入店してわずか1分にも満たない滞在時間だった。
当時の時勢として、接触を避けたい気持ちはよく分かる。しかし、契約しているキャリアの店舗で、予約をしていたにも関わらず入店を拒否されたのは驚いた。そもそも、接触を避けたいのであれば、店舗スタッフは4人も不要なのではないか。
なんだかあの対応は腑に落ちない。
新しい機種を実際に見て選びたかった私は、目的を達成できなかったため、不満がたまった。二度と、実店舗にはいかないと決めた。
しかし、そうはいうもののスマートフォン本体を、購入前に実際に見比べたい。そこで目に入ったのが、ヨ●バシだった。
![](https://assets.st-note.com/img/1723859387527-aeW2OEUe1R.jpg?width=1200)
ポイント1:購入店
ヨ●バシには、国内の通信キャリア会社がある程度入っている。そればかりか、同じフロアの近接したエリアに、ブースを構えている。店舗側からすると、競合が常に隣にいて、来店客の奪い合いをしているような状態だ。
そのためか、接客態度がありえんほど良い。挨拶の声が大きく、爽やかな笑顔で親しみのある声掛けであった。駅前のペッパーを囲んでいた4人の手本になってほしいくらいだ。
私がスマートフォン本体の比較をするため、実際に筐体を手に取ってみていると、必ず営業を掛けてくる。質問すると、きちんと答えてくれる。外国人にも対応している。スペックが高い。
スマートフォンなど、回線やIT機器に明るくない方なら、店舗よりもヨ●バシのような大型電気店に入っているブースの方がおすすめである。なんでも答えてくれる。
しかしながら、現在このような大型電気店は回線契約数取得がノルマなのか、洗濯機を探していた時にも回線の営業を受けた。洗濯機を見ているのに、なぜスマートフォンの話を聞かなければならないのか、ヨ●バシの店員も大変なんだなと心を寄せた。
話は逸れるが、数年前に●uの店舗に行ったが、そこで営業対応していた40代くらいの女性はガムを噛みながら対応していた。当時あか抜けない学生であった私だが、なめられているのだろうと不快に感じた。さすがに印象が強すぎて、未だに覚えているが、あの女性は元気であろうか。
ポイント2:契約しているIDやパスワードは控えておこう
晴れて、新しいスマートフォンを購入することができた。スタッフの好意で、●ahooアカウントとLINEの移行を行うと言う。その日は時間があったためお願いをしたが、●ahooアカウントとLINEのIDを大きな声で読み上げられた。さすがに、パスワードまで声に出さなかったが、IDもブルートフォースアタックを考慮すれば、声に出してほしくなかった。なにより恥ずかしかった。
ポイント3:結局、ウェブで機種を購入しよう
キャリア店舗もヨ●バシも、どちらにも当てはまることがある。それは、オプション契約だ。アフターサービスや付帯サービスなど、メーカー特有の細かなサービスに、細かく価格が設定されている。月々数百円と一見お手頃価格で、しかも2カ月間無料とあるため、お得感がある。しかし、この付帯サービス、結局不要というケースが散見される。あれば便利だが、無くても困らない。契約当初、「あとから解除すればよい」と説明されるが、その解除を忘れてしまうのである。
または、解除するために専用ウェブページにアクセスしなければならないが、慣れていない利用者だとログインすらできない。ログイン後も解除のページがどこにあるか分からない。月に数百円だから、と、後回しにして、結局不要な料金を支払ってしまうのである。
まとめ:機種変更を自己完結できるようになろう
現在、回線キャリアは数社の大手が市場を寡占し支配している。ルールや仕組みを知らないと、不要な支払いや下手な接客を受けることが避けられない。どんなサービスが自分にとって本当に必要なのか、キチンと理解することをお勧めする。