電工二種の技能試験はいつから練習始めるべき?【筆記合格後ではダメ】
こんにちは、ゼキザップです。
電工二種といえば筆記試験合格後に技能試験を受けなければならないということで、
・いつ頃から技能の練習をすれば良いのかわからない
・できれば筆記試験後に練習を始めたいけど間に合うか不安
・技能は初めてだからとにかく不安
といった、悩みを抱えている方もいらっしゃるかもしれません。
私も、技能系の試験は電工二種が初めてだったので、
・どうやって練習すれば良いのか?
・スケジュール的に間に合うのか?
・不器用でも合格できるのか?
といった不安もありましたが、Twitterのフォロワーさんからアドバイスをいただきながら、無事電工二種に合格できました。
そこで、本記事では私の経験を元に、電工二種の技能試験はいつごろから練習を始めれば良いのかについてまとめました。
受験生の参考になれば幸いです。
電工二種技能の練習は筆記試験後に始めましょう
結論から先に記載すると、筆記試験後に技能の練習を始めましょう。
筆記試験前から練習しなくても、十分間に合うのでご安心下さい。
とはいえ、具体的なスケジュールは、
・候補問題を何回練習するのか
・週何回練習できるのか
・手先が器用なのか
これらによって異なるので、これから紹介する方法であなたに合った練習スケジュールを作ってみて下さい。
(例にあげるスケジュールは私の実績なので、そのままマネしてもらっても大丈夫です^^)
電工二種の技能試験とは
ちなみに、全く技能試験の内容がわからないという方は、ブログに試験内容をまとめているので、チェックして頂けると幸いです。
電工二種の技能は候補問題を練習するだけ!過去問は不要
電工二種の技能試験は、試験センターが公開している
13問の候補問題の中から、どれか1問出題
されます。
筆記試験の勉強で過去問をやった方もいるかもしれませんが、技能試験では過去問は一切関係ありませんのでご注意下さい。
なお、詳細についてはブログに記載しましたので、興味がある方はチェックしてみて下さい。
候補問題は何回練習すれば良いのか?最低2回やりましょう
とりあえず、13問の候補問題から出題されるのであれば、
各1回練習すれば大丈夫だろう…
と考えている方は、ちょっと甘く見過ぎているのでご注意下さい。
実際にやってみると、
・制限時間40分以内に施工できない
・どこかしら欠陥がある
といった感じで、13問中半分くらいは合格できないレベルの作品になると思います。(実際、わたしも1回目の練習では4問くらい制限時間をオーバーしてしまいました)
その状態で試験本番を迎えるのは、けっこう危険なので、
2回目の練習で確実に13問合格レベルの作品を完成できる
ことを確認してから、試験に挑みましょう!
ちなみに、練習用の材料と工具はセット販売されている物が安くて良いですが、筆記試験後は売り切れになることもあるので、是非早めに準備することをオススメします。
電工二種の技能試験練習スケジュール
長くなりましたが、ここから電工二種の技能試験練習スケジュールを説明していきます。
練習方法としては、私の経験から
・候補問題を各2回練習
・練習は土日だけ
といった感じで、平日は手を動かさないで参考書を眺めるだけとします。
1日2回練習できるとした場合、13問x2回=26回練習できれば良いので、7週間前…つまり、筆記試験後の土日から練習を始めればちょうど良い感じになります。
このように、1日あたり何回練習できるのかを基準にして、
・3回練習できる場合は5週間前
・4回練習できる場合は4週間前
に練習を始めると良いでしょう。
とはいえ、1日に4問練習するとかなり手が疲れて集中力も無くなるので、多くても3回までに抑えることをオススメします。
候補問題を練習するまえに、基礎知識は勉強しておきましょう
ちなみに、いきなり手を動かして技能試験の候補問題を練習しても何もできないと思うので、基礎知識(施工ルール)は平日に学習しておくことをオススメします。
参考に、必要な基礎知識をブログにまとめておりますので、一通り目を通して頂けると幸いです。
【複線図の書き方】
【図記号と配線器具の一覧】
【ケーブルの加工方法】
【露出形器具の結線】
【埋込器具の結線】
【代用端子台の結線】
【遮断器の結線】
結構、学ぶ内容が多いなと思うかもしれませんが、筆記試験と比べれば少ない内容なので2~3日あれば確認できてしまうと思います。
このとき、完全に内容を暗記する必要はなく、候補問題の練習をやっているうちに自然と覚えていくのでご安心下さい。
それでは、皆さんが電工二種に合格できることを願っています。
頑張って下さい!