2022夏、北海道旅行[前哨戦2日目]
浪岡湿生花園キャンプ場
まだ本州にいますw
八幡平を後に樹海ラインを登って行くと雨に洗われた木々がなんとも瑞々しく、標高を上げていくとオオシラビソ(アオモリトドマツ)が広葉樹に置きかわって、北東北の風情がましましです。
藤七温泉の上に噴煙の上がっているところがあって、なんと雪がまだ残っていた。
アスピーテラインはずっと霧と雨の中。以後小雨が降り続く。
目的地は古遠部温泉
アスピーテラインからR282に、そこから平川沿いの枝道に入ると終点が目的地。鄙びた山間部にひっそり佇む風情だが、次々にお客さんの車がやってくる。
検温をし、美人女将に料金を支払って階段を下って浴室へ。
湯舟からはこれでもかと言うほど、贅沢に温泉が掛け流されている。
圧巻である!
析出物が湯舟の縁に少しだけ堆積しているが、多分堆積する間もないほど、ざ〜ざ〜と掛け流されている。
湯温は体感42℃あたりか?少し熱いかな位。お湯の流れに身を任せながらじっと浸かっていると、お湯の香りと成分がじわじわ伝わってきて至福。
ここは最高だ!
湯治部屋も低料金であるようなので、次回はここに泊まってじっくりお湯と向き合いたい。本当に素晴らしかった。
心地よい疲れを感じながら今宵の宿泊地、青森市の浪岡湿生花園キャンプ場に向かう。
途中、もう一風呂道すがらの大湯温泉に浸かった。掛け流しとあったけど残念ながら若干の塩素消毒を感じた。200円という低料金なので、これはこれでありだと思う。建物が新築された模様。
キャンプ場に着くとしばらくで雨が上がり、次また降り出す前に大急ぎでテントを張った。結果もう雨は降らなかった。夕方には青空も広がる。池と湿原と林檎畑に囲まれた静かなキャンプ場でおまけに野鳥の宝庫だった。ノスリ、ウソ、アカゲラ、他にもたくさん居たけれど、カメラには収まらず。
私達が夕食を食べていると、若者グループがタープを張るのに四苦八苦していた。ベテランらしき男性が見かねて広場の真ん中まてやって来るが、結局アドバイスなし(そこまで来たら助けてあげてw)どうも張り綱をダブルにしているので、長さが足りなくて、十分な角度と距離が取れていない。1時間ほど何度も悪戦苦闘していたが結局あきらめた模様。その様子が可笑しくて目を逸らすんだけど、どうしても見てしまう。何事も経験なので次回頑張ってください。
相方は昔、早朝のだだっ広いがらがらの道の駅で、何度も車庫入れの練習をしていたおねえさんが、うまく駐車マスに入れられなくて、何十回もやり直してたのを急に思い出しちゃって、笑いをこらえきれず、鼻からワイン出して苦しがっていた。そこで思い出すかなw
*古遠部温泉・・・ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉