2024.6月日記、前半
6/2(日)
ほぼ毎週野鳥のフィールドに出掛けたり、キャンプに行ったりと週末は出掛けることが多い。
そんな中久しぶりの雨で日曜の朝をゆっくりと迎えた。
野鳥観察の時は、3時起床3時半出発なんていうタイムスケジュールで出掛けるので、こんなのんびりとした朝はかなりうれしい。
が相方にとっては気が抜けてしまうようで、ぼ~っとするし手持無沙汰なんだそうだ。そうなると趣味はいろいろとあった方が余生は充実するよな。
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たまに読まさせて頂いているエリザベス江戸川さんのエッセイでは最後に
どっとはらい。で終わられている。
私はずっとこれを.祓いと勘違いしていて、ネット上のスラングなのかなと勝手に解釈していた。
今回なんとなく気になって調べてみると、なんと昔話の語り終わりや、ものを数え終わったときに使う言葉で、これでおしまい。とかめでたしめでたし。という意味なのだそう。
知らない言葉だったので、(まあ私が無知だっただけなのだけど)調べてよかった。
6/3(月)
昨日は私の高校時代の水泳部のOG会があって、コロナもあって5年ぶりの開催となった。
いくつになっても運動部の先輩というのは敬意をもって接する人々で、言ったら先生より格上だ。先輩のいうことは絶対で常に従う。
断っておくが、けっして悲観しているのでもうっとうしく思っているのでもなく、「先輩」という仰ぎ見る存在が案外この年になってみると心地よいのだなと感じている。それに加えて回を重ねるごとに、先輩のあしらいもうまくなっていくしw
6/4(火)
春先に植えたジャガイモができてるっぽい。
ちょっと早いけど収穫してみた。
茎をひっぱって掘り上げる感覚がとても楽しい。
小さいのがごろごろ取れてみんな丸のままフライドポテトにして頂いた。
もう少し待てばもっと大きくなったようだけど、丸のフライドポテトがおいしくて十分満足した。
この後も苗で植えたナス、ミニトマト、シシトウが花がバンバン咲いてきているので、収穫が楽しみだ。
6/13(木)
すごくエッセイを書くことが上手な人がいる。
その文章の巧みさにぐいぐい引き付けられるし、なんでこの人の周りではこんなに面白いことが起きるのだろうと思う。
ひとえに観察力の違いなのか、感動するアンテナが敏感なのか。。。
自宅仕事なので、平日見える世界は狭い庭の草花と洗濯物を干すときに道行く人を眺めるくらいしかないので話題は少ない。
そこで生き物との語らいがあるとしたら
「蟻、うちの中に入って来るなよ」
「ダンゴムシうぜえ」
「あ、蜂」
「蝶々、忙しそうでご苦労さん」
「げ、なめくじ」
と、語彙力の少なさに悲しくなる日常なのである。
6/14(金)
先月、自宅の近くの藪でシジュウカラの雛がかえって、その時は一度だけうちの庭にもやってきた。
しばらく姿がみえなかったけれど、今日またうちの庭にやってきた。
どうも親鳥が餌の取り方指導をしているようで、とても騒がしい(いや楽しい)親鳥は盛んにジジジジと鳴いていて、これは京都大学白眉センターの鈴木俊貴教授の研究によると集まれという意味なのだそう。シジュウカラはいくつかの鳴き声の言語を持っていて、それぞれを組み合わせて簡単な文章にしているという。
この言語は他のカラ類も共有しているという。不思議と思っているのは人間だけで、案外他の生き物の世界では私たちがまだ気づかない当たり前のルールがあるのかもしれない。
今朝の「虎に翼」変なシーンがあったような。
滝藤が寅子の娘に「ゆみちゃんはなんてお名前?」って聞いてたようの聞こえたぞ。おいおい、ゆみちゃんって言ってるだろ。
空耳かなあ。。。
*トップ画像はすっぱいサクランボ